土木の業界について詳しく教えてください

Question

土木の業界について詳しく教えてください土木を学んでる大学３年で今就職活動中です。
土木の仕事を大きく分けると施工管理(現場監督)、コンサルタント(測量,CAD等)、設備関連(維持管理)の３つに大きく別れると思っているのですがあっていますか？
違っていたり他にもあったら教えてください。
またそれぞれの仕事内容についても教えてくださいm(_ _)m

Answer 1

１．職種による分類
公務員や公団の職員以外の土木職には以下のような仕事があります。

日本の公共事業は、調査・設計と施工が分割されて発注されます。建設コンサルタント会社が調査・設計をやって、建設会社が施工管理の仕事をします。

①建設会社の技術職
建設会社（施工会社）の技術職は、施工管理中心です。大きな会社には、内勤で設計や技術開発の仕事をしている人も少数ですがいます。

②建設コンサルタント会社の技術職
建設コンサルタント会社とは、調査や設計をする会社です。広い意味での建設コンサルタントには、測量会社や地質調査会社も含まれるようです。

③その他企業の土木職
鉄道会社・高速道路会社・電力会社等の土木職。

設備関連とは、土木ではなくて建築関連で多いのではないですか？土木では「設備」はあまり聞きません。建築なら水道・ガス・電気などの設備の仕事もたくさんあります。

維持管理の仕事も調査は、建設コンサルタントがやって、工事は建設会社がやるのではないでしょうか

２．元請・下請の分類
建設会社にも、建設コンサルタント会社にも元請と下請けがあります。
元請けとは発注者から仕事を請け負う会社で、下請けとは元請けや下請けの会社から仕事を請け負う会社です。

３．具体的な仕事内容
私の経験をもとに書きます。設計の仕事が中心ですが、いろいろなところで働いた経験がありますので・・・

①施工会社の内勤（設計）
ある程度大きな建設会社には、設計部があります。そこで働いていました。
施工会社の設計部は次のような仕事をします。
・現場の支援（仮設の計算等）
・設計施工案件の設計
・技術提案の支援
だだし、建設会社の場合、設計部に配属されるのは少数で、設計ばかりでなく施工現場に行かされるのが普通です。

②建設コンサルト（調査会社・下請け中心）
建設コンサルタントの下請けが中心の調査会社で働いたこともあります。老朽化調査といって、現場に行って構造物の傷み具合を調査するものです。

③建設コンサルト（元請けが中心）
主に地方自治体が発注する業務を受注するコンサルタント会社でも働いていました。役所の人と打ち合わせをしながら成果品（報告書・図面・数量等）をまとめていく仕事です。地質会社や測量会社を下請けとして使うこともありましたが、自分で現地で調査をすることもありました。

④建設コンサルト（下請けが中心）
建設会社や建設コンサルタント会社の下請けの仕事をする会社の経験もあります。仕事内容は発注者の要望に沿って設計（報告書・数量計算等）を行います。さらに下請けの会社（二次下請け）を使うこともあります。

Answer 2

３つを全てしたり、１つだけだったり、別途に特殊な部門を専門にしている会社もあります。