端子台を利用する利点は幾つかあります。 多くの配線を繋がなければならないような場合は端子台を介して接続することで配線を順序よく並べて固定しておけるのでどの配線が何番目にあるとか図面上でも確認しやすくなり誤配線の予防が出来ます。 また、不具合があった場合などにもテスターなどで電圧を測定する場合などは端子台のところで纏めて確認が出来ます。配線同士を直接接続してしまうと絶縁テープを剥がしたりしなければならないので大変手間がかかります。 配電盤なども予め組み立てておいて端子板に配線しておくことで外から引き込む配線は端子台までですみますので作業も楽になります。 キュービクルなどに取り付けられているブレーカーでは盤の裏側で結線しなければいけない物もあり通電中は危険では入れないような場合も端子台で表側から結線出来るようにしておけば必要なときにすぐ作業が出来たりもします。 <補足> 接続器具という点ではリングスリーブと同じと言っても良いでしょう。 配線の接続を整然と行うための器具と言うことになります。 尚、遮断機がないものは分電盤とは呼びません。単なる接続箱(ジャンクションボックス)です。
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実技試験の際には、他の回路への接続を模した代用品として、 実際の電気機器では、各種接続のための端子台として使われます。 工場の設備では、配電盤内に100個くらいは並んでいます。 しかし、実際に住宅内の電気配線では殆ど使われません。 (インターホンや火災報知器の一部には端子台を備えたものもあります。) まぁ、ブレーカの接続端子が同様の形をしていますので、 +ドライバで端子ネジを締める作業の代表としてやらせるのでしょう。 - 補足を読みました - > リングスリーブで結線したジョイント部分と同じ意味合いでしょうか? リングスリーブでは自由に取り外せません。溶接と同じです。 端子台はネジで着脱自在です。 > 道路で言えばジャンクション? まぁ、そう言えなくもないです。 でも、高速道路を接続するジャンクションは、 そこで接続を切り離せません。インターチェンジとは違い、 高速を降りることが出来ないです。 ですから、どこの高速道にも乗り降りが出来る、 インターチェンジとジャンクションが一体になったものです。 (そんな道路があったら、かなり怖い!) 後から回答の方が、端子台を使用するメリットを詳しく解説してくれています。 よく読んでご理解下さい。とても良い解説だと思います。
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