解決済み
世の中には「受験資格」を必要とする資格が多数あります。 この「受験資格」のありかたについて皆様の意見をお伺いしたいのですが。【受験資格】には、例えば介護福祉士であれば「介護等の業務に3年以上従事した者」。調理師であれば「給食・営業施設等で2年以上調理業務に従事した者」などがあり、専門学校やスクールなどに通っていない私などの独学者に対して高すぎる壁となっています。 最初はプロとして当然のことだと思っていたのですが、よく考えてみれば「介護の業務に3年従事してそのあと資格をとる。その3年間は曖昧な知識で介護の業務につくことになるのでは?」「飲食店で2年以上調理業務に従事してそのあと資格をとる。その2年間は曖昧な知識で客に料理を出すことになるのでは?」と、独学者の資格取得までの道のりに疑問が浮かんでしまいます。 実際私は、ホームヘルパー2級を講習のみで取得した程度の知識で介護施設に従事して1年半が経とうとしています。先輩職員の豊富な知識に対して「がんばって勉強しなければ」と思うのですが、利用者を預かる立場としては、その基礎知識は最初から持っているべきではないのかと。 …つまり、プロとしての経験が必要な場では、まずは基礎知識をしっかり学ばせるべきだと思うのです。資格を取れればそれなりの知識は身に着けていることになるのですから、その取得した資格を持って堂々とプロの道へ進むべきではないかと考えてしまいます。 介護福祉士を取得した後で介護施設に3年間従事したらプロとしての称号がもらえるとか、そういった制度の方が適切なのではと思ってしまうのです。 私の頭の中ではこの考えが定着してしまっているものでして、反対意見があれば是非参考にお聞かせ願いたいです。 (長文で失礼いたしました)
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1)現場に出ている人はプロであるべきだ。 2)有資格者はプロであるが、受験するために実務経験が必要なので、プロとしての基本的知識のない人も現場に出ている。 これはよくない…。というのが質問者さんの問題意識ですよね。一面では賛同いたします。 資格者養成を医師や看護師並みにすれば、現場に出たときに(大きくは)困らない能力が保証されるんでしょうけどね。福祉の現場で見れば、人員確保面や養成の為のコスト負担などに耐えられないんじゃないかと思います。最初は先輩について見習い、OJTで専門的な職務を十分にこなせるように育てていく、というのもアリなんじゃないですか? 試験で計られる能力は、試験で計れる能力でしかありません。それを補うために受験資格に実務経験が求められているんだと思いますけど。
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何となく判らないでもないですが調理師に関して言えば 従事証明をするのは雇用者です。 つまりある程度の期間ただ働けば良いのではなく 「この人は2年間、うちでしっかり勉強して働いたので実技面は問題ないですよ」 と証明してもらえる印を押してもらえるように働かないといけないのです。 現行の調理師試験の内容はそれこそ基礎知識程度しか問われません。 ある意味最低限度の知識を確認するようなものです。 働きながら身につけた知識・経験がある人が受験するのと ペーパーで問われる知識の勉強だけをした人が受験するのと どちらが実際に有用かということを考えると、現行のスタイルはそれほど悪いとは思えません。 受験前のあしきりは確かに独学の方や時間のない方にはきついかもしれませんが それだけ実務経験を重要視している資格なのではないでしょうか?
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