解決済み
~補足を受けて~ 難しいです。 公務員で「司書」職として採用しているのは、全国でもごく一部の地方自治体だけです。試験の倍率自体は、最近はだいぶ下がってきて、高くても50倍程度でしょうかね。 ただし、最近は指定管理や委託が流行っています。司書職で採用されたからと言って、退職するまで司書でいられるとは限りません。(行政職で採用された場合は、他の部署への異動があることを前提に考えた方がよいかと。)また、大きな自治体だと、学校司書と採用枠が同じところもあります。配属先がどちらになるのかは運次第です。 国会図書館の場合は、司書職としての採用はしていません。採用されれば、国会図書館で働けますが、いわゆる司書の仕事に当たるか、事務方になるかは配属次第です。試験の難易度としては、地方自治体と比べてかなり難しいです。倍率は、総合職で150倍弱ぐらいですね。 公務員もいれば、公務員ではない人もいます。 公務員とは、国や地方自治体で働く職員のことを言います。例えば、国立国会図書館の職員などは公務員です。私立大学の大学図書館で働く司書は公務員ではありません。 同じ地方自治体が設置する図書館で働いている人であっても、地方自治体が雇った職員は公務員ですが、自治体が業務を委託した民間企業が派遣した司書は公務員ではありません。 図書館によって色々ですよ。
ほとんどはアルバイト。 公共図書館のカウンターで、バーコードでピッてやってる人たちの9割9分は時給900円くらいのパートやバイトです。 今、「図書館司書」なんていう採用枠は無いですから。公務員として採用されて、使えない奴や精神病の人間が図書館へ回されるんです。しかも、表(おもて)で一生懸命動いて仕事をしている人たちは安い自給のバイトさんです。正職員は裏でお茶飲んだり、レファレンスコーナーで偉そうに座ってる奴がいたら正職員(公務員)です。もっとも、指定管理になっているような図書館は丸ごと外部委託していますので、すべての職員が委託先のアルバイト(契約社員、派遣社員)さんです。 図書館が委託する企業は、紀伊国屋とか丸善とか有隣堂とかの書店系が多いですね。あとはブラックな派遣企業もあります。そういう会社が図書館事業部というのを持っているんですよ。それで、「われわれの館(やかた)」という図書館求人サイトに求人を出すと、まあ面白いように「図書館で働きたい」というお馬鹿な連中が、まるでゴキブリホイホイに捕らわれるゴキブリのように集まってくる。そいつらを採用して各図書館に派遣し(労働法でいう派遣契約とは限りません)、めっちゃ安い給料で働かせるという仕組みになっております。 ですから、図書館利用者が見えるところで働いている人たちのほとんどは、公務員どころではなく、安い時給で働かせられているワーキングプアです。そして「図書館司書」などという「職業」は、現在ほぼ存在しません。「図書館で働くアルバイト(派遣社員)」ということになります。司書の資格は持っていても、司書ではないのです。 【補足へ】 図書館司書として採用する自治体が少ないので、公務員になれたからといって図書館に配属されるかどうかは運次第です。ネットで司書採用のある自治体を探してみるといいと思います。あったとしても、すごく狭き門ですが。司書資格を持っている人は腐るほどいるので。 どうしても図書館で働きたいなら、まずは「われわれの館」で募集をかけている民間企業にアルバイトで入ることですね。図書館で実際に働きながら公務員の勉強も続ければいし、滅多にないですが、とても優秀なら派遣された先の図書館に正職員として引き抜かれるというケース(そういうことがあり得るとしたら大学や企業図書館ですが)もあります。何人かそういう人を知ってます。でも、そうなったとしても身分は公務員ではないですけどね。 あと、更に狭き門ですが、国会図書館の正職員になるという手もあります。いまや、図書館で正規として働くルートって、この試験ぐらいしかないんじゃないでしょうか。もっとも、国会図書館の正職員の仕事は、図書館といってイメージする仕事とはかけ離れているとは思いますが。
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