いきなり、まったく間違った回答をしている人がいますね。 まぁ、ネットってこんなものでしょう。 一応、現職で救急隊長をしています。 「救急救命士」というのは国家資格の名称で、職業の名前ではありません。 「看護師」が、医療機関で働く看護師も入れば、介護施設で働く看護師や研究職に就いている看護師もいるのと同じです。 とはいえ、救命士のほとんどは消防機関の救急隊として働いています。 現実的には、「救命士」=「救急隊」と考えても良いでしょう。 例外的に、自衛隊、医療機関、救命士養成学校の講師としてはたら救命士もいます。 さて、救命士という資格をとるのは簡単です。 一つの方法は、専門学校や大学で救命士を取得する方法があります。 専門学校はもちろんですが、大学も、正直偏差値はあまり高くありませんから、合格は難しくないでしょう。 これらの学校にはいって、しっかり勉強をすれば、国家試験も合格出来ると思います。 しかし、問題は公務員試験です。 消防に入る為の公務員試験は、かなりの難関です。自治体によりますが、倍率は10〜50倍あります。 専門学校や大学で救命士を取得しても、消防に入ることが出来ず 救命士と全く関係のない仕事をしている人がたくさん発生しており、問題になっています。 ほかに救命士を取得する方法もあります。 先に消防にはいり、内部の研修で救命士を取得する事が出来ます。 普通に高校を卒業し、普通の大学を卒業し、それから消防に入る為の公務員試験を受けます。 高卒でも受験出来ますが、高卒区分だと給料が低かったり、昇進スピードが遅いです。 消防に入った後、救急隊員になる資格を取得し、5年以上救急隊として働く等、一定の経験を得れば 救命士研修を受ける事が出来ます。 救命士研修は無料で、研修の間は給料も出ます。 (専門学校や大学では、救命士を取得し卒業するまで数百万かかります) 専門学校や大学で取得するより、研修で取得する方が人数も多いですし、スタンダードな方法です。 専門や大学で救命士を取得してきたとしても、消防に入れば 最初は消防隊として勤務する事になると思います。 自治体によりますが、ほとんどの自治体では、救命士を持っていたとしても 新人をいきなり救急隊に乗せたりはしません。 ですから、救命士と言えど、消防隊としての訓練もやらなくてはいけないので 救急だけやりたい、というわけにはいきませんから、注意して下さい。 また、消防は異動が多いです。 救命士を持っていても、救急隊ではなく、消防隊はもちろん 指令室(119番通報をとり各署に出場命令を出す)や事務に異動することもあります。
救急救命士をめざす人は、大学で救命士の資格や大型自動車免許を取り、消防士の試験を受けます。 受験倍率は、8倍率です。体力テストも有りますし、消防学校での教育も有ります。必ずしも、直ぐに配属される事は少ないよ。消防士の仕事には、消火もするし、事故での救出も、重要な仕事です。 消防車に乗ったり、救急車に乗る場合も 有ると考えて下さい。 イメージとは違うかも知れないね。 救急隊が、専任になるかも知れない。 消防車で、ケガ人を運ぶ事も多いからね。救急車が足らないからね。 救急隊に求められるのは、人間を引っ張り揚げる力ですね。 走る体力も必要ですが、懸垂がどのくらい出来るかで、引き上げる力が判ります。 息子さんに懸垂が何回出来るか、聞いてみて下さい。 思う仕事と、異なっているかも知れませんね。
情報があふれて判断がつかない状況になっているなら、 救急救命士に直接聞くといいんじゃないですか?確実な情報が聞けますよ。 ネット社会が発達した現代なら容易に可能。 そう教えてください、息子さんに。
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