土地家屋調査士だけでは、十分な収入は難しいと思います。私の友人は土地家屋調査士と行政書士或いは司法書士の看板を掲げているところがほとんどです。土地家屋調査士は分筆登記などの土地の表示登記を行い、土地の所有権移転や抵当権設定などの権利の登記は司法書士が行います。一連の作業として両方の資格を取っている方が有利ですし、客としても一つの事務所に仕事を依頼すれば全ての登記をしてもらえる点でも便利です。でも資格は難しいですよ。家屋調査士で1.0㌫程度の合格率ではなかったかと思います。また先に測量士補等の資格を取らなければ、測量に関する試験もクリアしなければなりません。司法書士は詳しいことはわかりませんが、家屋調査士以上の難関であると聞いたことがあります。家屋調査士自体の一件あたりの報酬は測量が伴うものがほとんどですので、作業の難易度によると100万円単位の報酬が得られる場合もありますが、今は調査士の数も多くなっており、また不動産の移動も少ない時代ですので、仕事の量も減っているのが現状です。一人前になって独立するにしても、能力によりますが資格を取得してから最低でも5年は必要ではないでしょうか?資格の取得も学校に通ってとる方法が一般的ですが、私としては調査士事務所で補助員として働き、資格取得を目指すのが理想だと思います。でも資格取得まで何年必要かはわかりませんね。私の友人は仕事は一人前に出来るのですが、10年近く浪人し、半ば資格取得は諦めているみたいです。だから半端な気持ちでは難しいでしょうね。ただ単に儲かるからというような動機で目指すのであれば、きつい言い方ですが挫折するのが目に見えています。どうしてもと言うのでしたら、目的意識をしっかり持ってチャレンジしてください。正直言って私も挫折した一人です。
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