現在、高1です。私はバレエを10年間、習っています。将来の仕事としてプロバレリーナやバレエの先生になるという憧れはあった…

Question

現在、高1です。私はバレエを10年間、習っています。将来の仕事としてプロバレリーナやバレエの先生になるという憧れはあったのですが、この年になると自分の実力不足も分かり、現実の厳しさも分かり、諦めるしかないと思いました。
それでも、10年間も高い月謝を払って私にバレエを習わせてくれた両親に親孝行したいし、それに私のバレエが大好きという気持ちもあり、将来はバレエ関係の仕事にどうしてもつきたいのです。
両親に迷惑はかけたくないので、大学は国公立に進みたいです。しかし、舞台の音響や照明、理学療法士、整体師などになるためには専門学校で学ぶと聞きました。ちゃんと大学に行って、バレエ関係の仕事につけるとしたら医学部くらいでしょうか？他にはどのような仕事がありますか？
また、バレエ関係の仕事につくには文系の学部がほとんどだと聞いたのですが、理系でも医者以外にもありますか？

Answer 1

バレエ関連の職業というの、相当に難しい、と申し上げざるを得ないですが、夢を失わずに頑張っていただきたいと考えています。

子供は、バレエを長く続け、バレエ専門学校への進学をすすめられる程度（ローカルなコンクールでは賞もいただく程度）にはなりましたが、現在、医師の卵になっています。また、近い親戚に、バレエ教室を数十年運営している人が居ます。そのあたりの経験を書かせていただきます。

バレリーナ
あなたのレベルがわからないのですが、もし、町のバレエ教室で習っているのであれば、教室でもっとも上手で、発表会ごとに、主役や、グラン パドトゥを踊る役がまわってくるレベル以上、という前提で書かせていただきます。（それ以下であれば、プロのバレリーナ、というのは考えられないので）
女性の場合、プロのバレエ団（東京バレエ団など）の研修生になる、あるいは、バレエ専門学校などに進むことが第一歩です。ここで実力を認められると、プロのバレエ団とバレリーナとしての契約を結ぶことになります。
実力があり恵まれたほんの一握りの人は、ローザンヌなど主要コンクールで入賞し、そのまま、海外著名バレエ団と契約に至ります。この場合は、コールドであっても、生活するにまずまずの給料がもらえるようです。
日本の場合、バレエ団と契約しても、公演の収入だけで生活している人は一握り（一説によると数人）で、あとの人は、バレエ教室の助教師やゲストをこなしながら、所属するバレエ団のチケットを売りさばき、この収入で生活することになります。まったく異なるアルバイトで生計を立てる人も居ますし、ご両親やご主人がお金持ちで、活動費をすべてサポートしている、という人も居ます。
正直、一部の有名バレリーナを除き、バレエの公演はカツカツまたは赤字で参加し、バレエ教室やアルバイトの収入が大半、という人がほとんどでしょう。

バレエ周辺の職業
バレリーナではなく、バレエ周辺の職業、ですが、バレエに限定すると、間口が非常に狭くなるように思います。
舞台マネジメント系では、いくつかの大学や専門学校では、音楽マネジメントを学ぶことができます。
たとえば、東京芸術大学には、音楽環境創生学科があり、ここは、マネジメントに限りませんが、演奏家以外の音楽関係者を養成することを目的のひとつにしているように思われます。経歴として申し分ありませんが、正直申しまして、東大をしのぐ、超・超難関です。
他の音楽大学や専門学校では、歌謡曲やポピュラー分野のほうがマネジメントの需要もはるかに多いので、こちらに主眼を置いている場合が多いでしょう。しかし、やる気いかんによって、いくらでも、自分で学べるだろうと考えます。
バレエ団とマネジメント（あるいは見習い）の裏方として契約することになるのでしょうか。

医療関係は、バレエ専門の医師、というのは、非常に少なく、なりたくてなれるものでもないようです。もちろん、主に整形外科関連では、バレエ特有の故障にも対応可能です。
医師の専門としては、スポーツドクターのように、スポーツ関連疾患をジェネラルに扱う人か、手の関節、腰の関節専門の専門医（整形外科医）が故障部位に対して対応するか、どちらかになるように思います。

実例
知人には、華やかな海外のコンクール歴が無くても、バレエ団でそれなりの活躍をした後に、バレエ教室を開いて活動している人が多数います。しかし、正直、教室を開くにも、スタジオ等の手配が必要ですし、けっこう大変な職業かと思っており、実家の手厚いサポートがある人が多いです。
バレエ周辺では、プロのバレリーナ（コールド）から、ある有名劇団に移り、バレエを活かして舞台女優として活動した後、音楽専門学校の先生になった人が居ます。
また、方向性はまったく異なりますが、外国の有名バレエ団の専属練習ピアニストを続けている人も居ます。

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バレエ関連にこだわらず、信じる道に進み、趣味として踊ることも、バレエを活かす立派な方法と思います。たぶん、真面目にレッスンを続けたのであれば、体幹や足腰の強さは、普通の人が多少鍛えたレベルではないはずで、一生の宝になるでしょう。

Answer 2

バレエ関係の裏方の仕事ということですと、音響や照明はバレエ専門でやっているところは存在しないと思います。舞台監督及び演出部なら、バレエ専門という人もいると思います。医学部というのは整体士などをイメージしているのでしょうか。ダンサー専属になれるかどうかは個人的努力と人脈次第じゃないかと思います。ダンサーの目標をまだ捨てていないなら、新国立劇場のバレエ研修所も検討してはどうでしょう。何にせよ、学歴がどうというより、人脈の方が重要だと思います。今時大学出ても大した意味はないですよ。なりたい職種にもよりますが。

Answer 3

バレエ関係の仕事はよく知りませんが理学療法士は国公立大学でも勉強できますよ。

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