手作り野菜を高級スーパーや百貨店などに卸したいと考えています 母の祖父母が野菜農家を営んでおりまして、某県数か所の直売…

Question

手作り野菜を高級スーパーや百貨店などに卸したいと考えています
母の祖父母が野菜農家を営んでおりまして、某県数か所の直売所に卸して年金の足しにしているようです

長文になりますが、どうぞ宜しくお願い致しますわたしは農産物の素人なので作法のことは良く分からないのですが、祖父母は無農薬栽培の一人者（らしい）で現在も作法を変えずに質の良いトマトなどを手間暇かけて殆んど儲けなし、もしくは赤字で他の農家さんと同じ安い値段で卸しています

そこで孫の私が祖父母の農産物を高級スーパーや百貨店に卸してあげたいと考えています

特に祖父母のトマトは付加価値が高く、うちの大学の教授さんに栄養分を調べて貰ったところ、通常のトマトの３～４倍のリコピンの含有量とのことで、セールスポイントになるかなぁ・・と考えています

仮にトマトを卸すにあたって、一般的に高級スーパーや百貨店ってＪＡの影響力が強くて私のような農業の素人がセールスプレゼンを行ったところで参入の余地はあるのでしょうか？
また野菜専門のインターネット通販会社もＪＡの影響力が強いのでしょうか？

以上、色々悩みながら・・なんとか祖父母の栄養分豊富な野菜を流通させたいと販路を考えています
何かお知恵をお授けくださいませ

補足

皆様からの専門的知見によるコメントは本当にありがたいです、無知なわたしにとって大きな財産になります
無農薬なのですがミディ、プチ、マイクロと形も良くリコピンの含有量に加え、糖度も非常に高いです

ビニールハウスを使わないので年中安定的な供給が出来ないのが弱みなのですが、自然に逆らわずに気候条件の良い季節に作るので質の良いトマトが出来るのだと思います

この強みを活かしたいですね

Answer 1

有機とらないと違法というコメントありましたが、正しくは、特別栽培農産物ガイドラインによって、無農薬などの表示が、消費者に残留農薬がないといったイメージを与えるため（ドリフトの可能性があるため全くないとは言えない）、禁止されています。
相対で農薬を使っていない、と言うのはいいですが、それを売場においてもらうとき・ネットで売るときに、農薬を使っていないと言うためには有機認証か特別栽培農産物ガイドラインによる表示をしなければなりません。
有機農産物は認証にお金と手間がだいぶかかるため、特別栽培農産物の農薬不使用・化学肥料減を考えてはどうかと思います。ただ、それでも書類はいろいろ必要です。

あとは、農薬とか関係なく、味で直売するリピーターを見つけるしかないかと思います。

たぶん、大規模じゃないならロットがそろわないでしょうから、高級スーパーとかより、自然食品系のお店を見てみた方がいいかもしれません。

Answer 2

無農薬で作付している親戚がいます。
そこには、スーパーの買い付け担当が直接来ているようです。

EM栽培の友人（10人くらいの仲間）は、スーパーに販売のスペースを持っています。どのような契約をして販売できるようになったのかまではわかりませんが、並べて30分くらいで完売し、午後にも並べるそうです。

思いがあるのなら、繋がりたいところに、理解していただけるだけの資料と商品（作物）を持って営業したらいいと思いです。
頑張ってください。

Answer 3

厳しいとは思うが、無理ではない。
無農薬とリコピンだけではちょっと弱いのかな?と思うが
特にJAの事はきにしなくていいと思うよ。
それほどの規模の話しでもないのでしようから。
むしろ安定供給してもらえるのか?
休日などの対応はどうなのか?
何か問題が発生したときに責任をとってくれるのか?とか
そちらのほうが販売店としては心配だと思います。
ただ、どこに卸しても値段は叩かれます。
ネットなり自分で売る道をみつけたらどうかな?とおもいます。

Answer 4

まず厳しい一言いいますね。

第三者機関に認められて有機ＪＡＳを取得していない限り
無農薬や有機肥料で作っても何も価値がありません。
それどころか無農薬と明記して販売する事は日本では禁止されています。
http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html

よってそんな売り込みは意味全くありませんし
スーパーもそんな売り方出来ません。

普通の地場産農産物として地元スーパーに卸す事(というより委託販売)は
スーパーによっては可能です。
ただ、それも実績や交渉次第です。
つまり交渉力がなければ門前払いです。
そして何度もいいますが無農薬や有機は交渉には役立ちません。
どちからといえばしっかり農薬使って化学肥料も使い綺麗で形の揃った
規格通りの野菜を安く期限を守って一定量を毎日にちゃんと時間通りに
納品出来る方が交渉では有利に働きます。
それで有機ＪＡＳマークを取得していたらばっちりです。
ただ、まぁー実質、そんな事出来るのは大規模な農家くらいでしょうけどね。
(というか大規模もほぼ無理でしょう)

よってまず素人が考えつく(今上げられた)セールストークは出来ないと
考えた方がいいでしょう。

ちなみに百貨店だって中に入っているのは個々の別企業って事も多いから
テナント毎に状況は異なります。
つまりやってみなければわかりません。(ただ交渉相手は百貨店ではなく各テナントね)
ただ、言えるのは無農薬は違反行為だから高く売れる理由にはならないという
事だけはしっておきましょう。
勿論、今直売所でそんな売り方をしているのなら速効やめさせましょうね。

尚、あくまで個人的な意見ですが
直売所など委託販売に出している限り他農家と価格などで競合するのは
当たり前です。(他の農家だってじぶんちが一番と思っているはずだからね。)
高く売りたいのなら委託販売とは違う本物の直売を目指すべきでしょうね。

本物の直売ならＪＡは無関係だからね。
ＪＡ系列の直売所に出しておきながらＪＡの影響が大きいって言うのは
駄目な農家そのものだよ。