フリーライターについて教えて頂きたいです。

Question

フリーライターについて教えて頂きたいです。全くライターと関係のない仕事をしている人がいきなりフリーライターとして独立して月収１８万くらい稼げる可能性は低いのでしょうか。

補足

mashamix33さん
>編集プロダクションでも月18万円だったら払ってくれるところも
フリーライターとして編集プロダクションから仕事をもらうってことでしょうか。
出版社から仕事をもらうのと編集プロダクションから仕事をもらうのって違うんでしょうか。

また、僕に専門的な知識などほとんんどありませんが「IT業界にいた経験があるのでIT分野の文章書けます」とか「大学受験したので受験記事書けます」という交渉は有効でしょうか。

Answer 1

現役のフリーライター兼編集者です。

まあ、低いでしょうね。

いきなり未経験者が売り込んだところで、月18万円も稼げる仕事をもらえる可能性はゼロに近いので。

ただ、新聞でも週刊誌でも週２～３本の連載記事の発注がくれば、十分クリアできる金額です。

ちなみに編集プロダクションでも月18万円だったら払ってくれるところもあるので、そっちを目指したほうが現実的ですね。

※補足、拝見しました。

編プロの社員になれば、月18万円の給料を払ってくれるところはありますよ、という意味です。ライターとしての仕事自体は、編プロ社員もフリーの人も大差ないので。

もちろん、フリーライターとして編プロから仕事をもらうケースもあります。ただし、出版社から直接仕事の発注を受ける場合と比べると、ギャラは安くなります。

あと、「僕に専門的な知識など～（中略）～有効でしょうか」の点についてですが、相談者さんから具体的な企画案、ネタの提案がなければ有効とは言えません。

例えば、どんなテーマを、どんな切り口で取り上げるのか？ コンビニに置いてあるような雑誌には、さまざまな特集ページがありますよね。それの企画案を相談者さんが立案、編集者にプレゼンするんです。

なかには企画を50本、100本持っていた人もいます。そのくらいやれば、未経験でも熱意を買ってくれる編集者はいると思いますよ（※ライターを目指すなら、企画書をどう書けばいいかは自分で調べてください）。

Answer 2

札幌で2年半新聞記者をやり、都内の編プロで2年半勤めてからフリーとして独立し、今はライター業から離れて主婦をやっている者です。

他の方がおっしゃっていることに激しく同意です。
未経験でフリーになってコンスタントに18万稼ぐことは、正直言って難しいとは思います。
ただ、もし物凄く天性の文章力と文法の知識があって構成の破綻しない文章がいきなり書けて、専門分野はないけど物凄く勉強家だから努力で補える、とかでしたら可能性はあるかもしれません。

ただ、カラオケボックスで多少うまいと言われている人が歌手として通用するわけではないように、普通の社会で文章うまいねと言われて自信を持ったぐらいの人が、お金をもらえる文章を書ける率は物凄く低いです。

あと、何よりも疑問なのは、どういうルートでどこから仕事をもらうのですか？強力なコネでもあるんですか？全く誰の知り合いでもなく実績もない人に仕事を発注する奇特な編集者（エディター、Webディレクター、広告代理店の営業さんしかり）
はまずいないと思います。

私の場合は2年半いた編プロの社長が、私を気に入ってくれている取引先をいくつか持ってっちゃっていいよ、と言ってくれたので、そこからお仕事をいただいたり、さらに他を紹介していただいてたりしてわりとコンスタントに稼げました。

一番いいのはやはり編プロで2.3年働いてからフリーになることだと思います。文章力だけではなく、ライターには営業力、取材力、交渉術も不可欠ですし、ギャランティの相場を知らないと足元見られますから、一度そういう総合的な知識と力を身につけてからじゃないとフリーで食べて行くのは厳しいかと。

ただ、編プロに入ったとしても、未経験で手取り18万は厳しいかもしれません。私は記者経験が2年半あった24歳のとき、ジャーナリストでもある編プロの社長が文章を凄く気に入ってくれて呼んでくれたので上京しました。お給料は25万円でしたが、正社員としての雇用はしていない会社だったので、そこから国民年金と国保、住民税を払っていたため、家賃の高い都内で一人暮らしするのはまぁまぁきつかったです。といっても、切り詰めれば貯金も出来た額だとは思いますが、ほとんど休みなしで長時間労働だったのでいつも疲労困憊ストレスいっぱいという感じで、マッサージに行ったりタクシーに乗ったりストレス発散のため飲みに行ったりしていたので、ほとんど残りませんでした(^_^;)
まぁ、他の方のおっしゃる「血へどを吐く」という経験を私もしたと思います。それをせずにフリーライターとして成功した人は私の周りにはいません。

Answer 3

まったく泳いだことのない人が海に飛び込んだら、おぼれる確率が高いでしょう。まったく山登りをしたことのない人が山に飛び込んだら、遭難の確率が高いでしょう。まったく訓練を受けたことのない兵隊が戦場に飛び込んだら、戦死の確率が高いでしょう。ライターも同じことです。

なお、「未経験のアナタでも高収入！」とかそういう儲け話やうさんくさいライター募集広告は、十中八九ワナですのでお気をつけくださいまし。

補足を見て追記。
編プロの社員になれば月18万円もらえるところもあるかも。18万スタートの会社となると競争激しいでしょうが。フリーライターが編プロから仕事をもらうのは「孫請け」。未経験のフリーライターが孫請け仕事もらえるケースは少ないでしょう。だって世の中にはベテランのフリーライターがゴロゴロしてますよってに。
「僕には～交渉は有効でしょうか」一回こっきりの仕事がほしいなら、そのテクで何とかなるかもしれませんが。月１８万の仕事をコンスタントにもらうのはムリでしょう。なんせ世の中には前職ITの人間も大学受験した人もゴロゴロしてますよってに。

うーん、他の質問も拝見して、どうにもこうにも「下積みの苦労ヌキでフリーライターとして独立してえ」願望が匂ってまいります。世の中そんなウマイ話はあるものじゃござんせん。専門知識もない、経験もない、下積みをしたこともない人間にいきなり１８万円ものライター仕事を紹介してくれる企業なんてのはまずございませんですよ。

とにもかくにも、フリーライターやりたいなら「○○書けます、書きたいです」だけじゃなく、「出版業界のルールと入稿までの一連の作業を熟知しています」アピールが必要不可欠なわけです。それ全部できてはじめてライターですからね。まずはルールと入稿までの一連の作業を覚える手立てを尽くしたほうがいいと思いますよ。それは結局「編プロで血ヘド吐け」ってことなんですがね……。