第２種電気工事実技試験について。 13年度の第２種電気工事士の実技試験の勉強をしていますが、疑問があるので、回答お願い…

Question

第２種電気工事実技試験について。
13年度の第２種電気工事士の実技試験の勉強をしていますが、疑問があるので、回答お願いします。
公表問題2､7､12､13の様にｱｳﾄﾚｯﾄﾎﾞｯｸｽを使う問題がありますが、参考書によると(ｵｰﾑ社)ｱｳﾄﾚｯﾄﾎﾞｯｸｽは上と下が逆にして配線をしています。多分配線が見易いようにだと思いますが、実際の試験でもｱｳﾄﾚｯﾄﾎﾞｯｸｽを逆にして配線をしても良いのでしょうか??
公表問題5のEMｰEEF2mm 2心とVVR1.6mm2心のｹｰﾌﾞﾙはﾎｰｻﾞﾝのｽﾄﾘｯﾊﾟｰ(Pｰ957)でも剥く事は出来るのでしょうか??この２つの線は持ってないので、VVFで代用したいと思っています。
また実技試験のｱﾄﾞﾊﾞｲｽなどもありましたら宜しくお願いします。

Answer 1

アウトレットボックスを上下逆とはどういう意味でしょうか．
底面を上にすることは論外ですし，実際の試験ではアウトレットボックスのノックアウトのうち使用するノックアウトのみが初めから打ち抜かれて支給されますので，上下左右の向きは必然と決まっていることになります．誤って別のノックアウトを打ち抜いてしまうと，欠陥となってしまいますのでご注意ください．

もしかして，アウトレットボックスではなくて埋込連用取付枠のことでしょうか．
連用取付枠の上下は，一応『上』の文字とそれを示す『↑』の記号がありますが，上下逆でも特に欠陥にはなりません．

HOZAN社の『P-957 VVFストリッパー』ですね．
P-957はEM/EEFケーブル（EM600V EEF/F：600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル，通称「エコケーブル」）に対応していますので，使用できます．ただし，このケーブルはシースが固いので，P-957でもかなりの力と時間を要します．（高校時代に一度練習でやりましたが，固くて非常に剥きにくいです．メーカーホームページでは，ぐりぐりねじってやるよう指示されています．）
VVR（600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形）には非対応です．MCC社製のVA線ストリッパースペシャルもそうですが，大抵はVVF（600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形）等のフラットケーブル専用です．
VVRが出てきた場合は，電工ナイフを使用してください．

金銭的に余裕があるようでしたら，EM600V EEF/FやVVRも一度体験しておくことをお勧めします．

Answer 2

参考書では幾つかの問題に兼用で使いますが本試験では打ち抜き済みの穴のみ使用しますので自ずと向きは決まってくると思います。

ホーザンのＰ－９５７はＶＶＦやエコ電線等平型のケーブル用なのでＶＶＲが出た場合は電工ナイフでシースを剥きます。

Answer 3

オーム社のように上下逆に作って完成したら元に戻せばいいんじゃないの？
オーム社がウソ教えるわけないしねｗ

Ｐ－９５７は実技試験の推奨工具だったよね？
もしそうなら、推奨工具にしないんじゃないかな！

Answer 4

支給されるアウトレットボックスの穴は最初から打ち抜き済みです。
問題用紙の図と同じ向きにして施工しないと減点になります。
※問題用紙の「施工条件」に従って正しく施工することです。

ＥＥＦケーブルはＶＶＦケーブルと比べて固く、剥ぎ取りにくいので、力を入れないと駄目です。
※Ｐ－９５７以前のＰ－９５６を使用していました。

ＶＶＲケーブルの絶縁被覆を剥ぐには電工ナイフで剥ぎ取ります。
※ケーブルストリッパーは使えません。

ＥＥＦケーブル代用で練習する場合はＶＶＦでも構いません。
但し、ＥＥＦケーブル、ＶＶＲケーブルはホームセンターに売っていないです。
※知り合いの電気工事店があれば相談して分けて貰えばいいです。

関連の知恵ノートがありますので、参考に。

以上です。