私は将来、商品企画に就きたいと考えております。 大学で「企画をしたいなら、企業に入社してからすぐには就けない。ある程度…

Question

私は将来、商品企画に就きたいと考えております。
大学で「企画をしたいなら、企業に入社してからすぐには就けない。ある程度、営業を通じて経験を積んだ後に企画につくことができる」と言われました。そこで質問なのですが、この場合の営業職とは、具体的にどのような仕事内容なのでしょうか？ もし個人向けの営業であるならばどのような仕事業務なのか気になりました。 ご回答よろしくお願いします。

Answer 1

商品企画をしていた者です。

あなたの商品はなんでしょうか？
それが何処に卸されているのかわからないので、個人向けなのか法人向けなのかどんな営業をやるのかはわかりません。

私も企画をやるまで数年は現場にいました。

商品企画というのは、売れる物を作る仕事です。売れる物というのは答えがありません。

商品というものは、ターゲット層を決めて、色、数、デザイン、素材、トレンド性、原価からの利益率を綿密に計画し、生産します。それが何故売れる物であるのか、何故売れないのかを知らないと企画は出来ません。

あなたが営業をやる意味としましては、ようは物を購入するお客様との対話経験が必要なんです。商品を作るにはお客様の求めてる物がまずは分からないといけないからです。
それと人間的なスキルアップも必要です。

営業をやるとなれば、相手の心を読み取り、こちらから商品を良く見せる言葉で提案する。
交渉ですね。納得してもらうには、商品力と人柄と粘りと笑顔と信頼が必要です。

その交渉能力というのは企画になっても使うんですよ。
企画の場合はお客様との交渉ではなく、部長や課長へのプラン提案や、生産工場や商社など取引先との交渉となります。
その場合は営業より難しいですよ。金額が何百万単位で動きますし、会社の存続に関わりますからね。それなりの商品知識は当然、この商品をこういう理由で何点作ればこれだけの利益率になるから必要である。と会話できないと仕事できないですからね。

だからどんな営業をやるにせよ、全力で営業をマスターする気持ちで向き合うことがいい企画となる近道だと思います。