解決済み
グラフィックデザイナーの方に質問です。高校生です。 グラフィックデザイナーになりたいと思っていますが、 休みがない、徹夜が当たり前、低賃金、30~40歳までが体の限界だ、とよく聞きます… 何かをデザインすることは好きですが、塾でデッサンを描いてもよく周りと自分の作品を見比べて落ち込みやすいし、 浮世離れした才能があるわけでもありません。 勉強でもなんでも、努力でどうにかして生きてきたような人間なので、グラフィックデザイナーは私には向いてないかもしれないと思い、悩んでいます。 現在グラフィックデザイナーとして働いている方、働いていたことのある方に何かアドバイス頂けたら嬉しいです(/_;)
皆さん解答ありがとうございます。 大学進学についてなのですが、 私はデッサンが上手ではなく‥ 高2なのでまだ時間がありますが、藝大や多摩美は無理かなあと思い、 筑波大学の芸術専門学群を第一志望にしています。 ですが、よりよい環境でグラフィックデザイナーになるためには、やはり筑波では無理でしょうか… こちらもよろしかったら解答よろしくお願いしますm(_ _)m
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>休みがない、徹夜が当たり前、低賃金、30~40歳までが体の限界だ、とよく聞きます… これは業界内で言うところの「オペレーター」という職種の人たちの仕事環境ですね。 どんなに腕が良くても、パソコンの動作速度以上に仕事は進まないので、結果として長時間労働になってしまいます。 これを改善するには分業するしかありませんが、業界単価が下がったせいでそれもままなりません。 なぜ業界単価が下がったかというと、 美大のデザイン科で「デザインそのもの」を学ぶんだのではなく、コンピューター専門校で「デザインするためのソフトの扱いのみ」学んだ人たちが「デザイナー」として就職したせいです。わかりやすく言えば「Word」でスラスラ文章を打てる人が「作家」として仕事しているようなものです。 ですので、肝心の企画力、構成力、発想力、配置力、配色力、フォント力、印刷知識、紙の知識、こういうものが無い人たちが入ってきて、とりあえずDTPできるから「デザイナー」として働いている。 従って作品のレベルは下がる。従って単価も下がる。ということになりました。 ですが、「デザイナー」が数人いるところでは「本当にゼロから形を作る人=本当のデザイナー」と「その指示を元にパソコンに入力する人=DTPオペレーター」が分業しています。デザイナーが紙に手書きのラフを書き、それを印刷会社でDTPする、という形態もあります。この場合、「デザイナー」は結構時間的にもゆとりがあり、収入も高く、休みもかなり自由に取れます。つまり「本当のデザイナー」はそこそこ高収入、時間や休みの自由も効く、「自称デザイナー=オペレーター」は低賃金、長時間労働です。 オペレーターは使うソフトが新しくなったら、それを使いこなせない限り捨てられます。捨てて新たにコンピューター専門校から新しいソフトを使えるカタカナ職業に憧れる人を補充します。 業界内ではその程度の扱いです。 ですからあなたに「デザイン」の才能、センスがあれば十分楽な暮らしができます。 デッサン力は必ずしも必要ではありません。顧客と打合せする際にひらめいた物をスラスラとその場で書き起こし顧客を納得させることができれば、非常に好ましい、という程度のものです。 ですが、デッサン力の有る無し=絵の上手い下手を見極める眼力は絶対に必要です。 努力でセンスもある程度磨けます。 頑張って「デザイナー」になってください。 ※そのためには東京芸大、多摩美、武蔵美の3つの大学に入ることをお勧めします。ちなみに東京芸大の場合は偏差値60以上を要求されます。(って其の辺の早稲田慶應に入れちゃうじゃん!) 補足への回答 筑波・・・いいんじゃないでしょうか。肝心なのは大学入学後にどれだけ努力するか、ですから。その十分な環境は整っていると思います。 デッサンが上手ではなく・・・とのことですが、デッサンは練習する以外に上達の方法はありません。なにも石膏像を木炭で描くことがデッサンではなく、お気に入りのアイドルなどの写真集を見て、安いコピー用紙等に4Bの鉛筆で書けば十分練習できます。 この「練習以外に上達の方法はない」ということは当然大学側も承知していますので、デッサンを見れば「ああ、この人はそれなりに努力したな」とか「美術を舐めているな」ということが一目瞭然にわかります。 とにかく書く、ひたすら書く、まずは全体のバランスを取り、それができるようになったら細部を書き込む、ということを意識してひたすら書く。これしかありません。つくばに限らず美大に行こうと思ったら絶対に有る試験科目ですし、デッサン力は自転車の乗り方と同じで一度身につくと体が覚えて忘れませんから、将来的にも絶対に役に立ちます。 まずは目標を高く持って書きまくりましょう。 もちろん筑波等国公立に行くにはそれ以外もそれ相応の偏差値要求されます。 「デザイナーにそんなもの必要なのか?」というと、「はい。必要です」 デザイナーは新卒そこそこの若造であっても、相手企業の重役などと専門的な話をしなければならない機会が多々あります。各方面に関する広く深い知識が必要となるので、仕事をしながらそういう知識も学んでゆかなければなりません。 そのためにセンター入試での偏差値60以上の基礎学力が絶対に役に立ちます。
なるほど:1
補足: 回答を読んでいただいたと思いますので 前の文を消して上書きしますね。(長文すぎますので…) 著名美大を受験する場合、 準備期間(予備校等に通って準備する時間)は、 2年位は欲しいところではないかと思います。 ですから、その場合は、 現在高2なら、あまりゆっくりはしてられないかも。 (藝大については、数年の浪人は珍しくも何ともなく 「東大よりも難しい」と言われることもある位なので 対象をよりシビアな感覚でとらえた方が良いでしょう。) デッサンは、努力でどうにかするものですよ。 逆に言えば、一定のレベルまでは努力を積み重ねることでしか上達しません。 (だから、才能・センスが自分にないと思うような人は なおさら早めに画塾に通う必要があると言えます。) デザイナーになるには、 何も美大を経由しなくてはいけないというわけではなく 反対に美大を卒業すればなれるというわけでもないです。 学校名の「ブランドとしての学歴」は必要はないのです。 要は、就職活動時に、希望の会社に入れる能力があれば良いのです。 しかし。。 たとえば、ロクにデッサンも描けないような人であれば つまり、制作の基礎自体が身にがついてないわけです。 そういう人は、いくら熱意があっても就職活動は厳しくなります。 闘う武器(技術)・闘う基礎体力(制作能力)等を持ってないわけですから。 (専門学校等では、武器(PC)の使い方は教えてくれますけど、 基礎体力を育む教育はされない学校がほとんどです。) 進学先は、その人が何を望んで行くのかによって 良い学校かどうかは違うと思います。 だから、どの学校を選んでも、 質問者さんが良ければそれで良いかと思いますが 実技試験を避けたいことを理由に学校を選ぶのならば、 そんなに甘くはないと思いますよ。 筑波大学が悪いと言っているのではありません。 でも、せっかく筑波ならプロダクトとかの方が良いように思いますが。。 何のために進学するのか?を考えてみてください。 何かを選ぶ時、基準の「筋」を違えると、人生自体がブレますよ。 あくまでも、私個人の感想で申していますので、 一つのご参考までに。
>休みがない、徹夜が当たり前、低賃金、30~40歳までが体の限界 正直そんな事務所が多かったです。 スタッフを消耗品と考え、辞めたら次を入れるの繰り返し。 職場見学でスタッフの方に様子を聞けばだいたいは想像つきます。 デザイナーにとって最初の就職は下積みというか 苦労していろんな経験を得るという段階です。 独立を考えずにやるような仕事ではありません。 イラストレーターではないので デッサン力は全く必要ありません。 写真やイラストを選ぶ立場ですから、 見る目は必要です。 才能よりは経験や記憶の蓄積が重要です。 昔と違ってパソコン無しには成り立たない業種ですから、 その方面の知識もあれば有利です。 (全く無くても何とかなります) 補足:Gデザイナーになるのに大学なんてどこだって構いませんし、 大学に行かなくても全く問題ありません。 重要なのはむしろデザイナーになった後の勉強です。 実際の仕事から学ぶことは教科書の仮の勉強とは比較にならないほど大きな経験になります。
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