動物実験反対派の意見を述べさせて頂きます。 そうは言っても、全て反対ではありません。 医学、薬学での必要最低限の実験に関しては否めないと思っています。 今の日本の薬学部では、避けて通れない道です。 他の回答者さんもおっしゃっている通り、身近に私達が使う薬はほとんどが実験がなされています。 私も使わざるを得ません。悔しいけれど、仕方がない・・ http://www.nomoreanimaltests.com/pc/ym_answer.htm 一方で、確実な事実は分からない、素人の意見なので間違っているかも知れませんが、 様々なHPを見て、少なからず不要な実験が存在するのではないか・・と思います。 欧米諸国では、代替法が進んでいる中、日本ではほとんどありません。 「動物実験は何が何でも必要だ」という意見は、欧米では少ないのではないでしょうか。 http://www.ava-net.net/world-news/102-2.html 話が逸れましたが、動物実験を行う・行わないに関わらず、 一番大切なことは、いつまでも生命の大切さを心に感じていられる事だと思います。 最初は実験を嫌がっていても、だんだん馴れて何とも思わなくなるのは、人間としてとても悲しいことです。 知り合いにそういう医学部出身の人がいますが、本当に可哀想に思います。 人の為、実験はやむを得ませんが、ずっと心の温かい人でいて下さい。 その人ならきっと良い薬剤師・科学者になれる、そう信じています。
なるほど:2
薬学部の実験に限らず、医療系には必ずといっていいほど動物を使う実験があります。 使う種類は、マウス、ラット、モルモット等です。私は犬を使ったことがあります。 もちろん、これらの動物を使う実験において、一人一匹などということはありませんから、数人で一匹や、数グループで一匹でしたが。 直接手を下さないにしろ、実習に参加しないなどということは認められません。というのも、 これらの実習は必修のものが多く、必修科目を取得しないと薬学部を卒業できません。 薬学部を卒業できないと、薬剤師国家試験の受験資格を得られないためです。 動物実験に関しての意見は様々でしょうが、私も上の方々の多くと同じ意見です。 新薬あるいは化粧品等を開発するに当たって、動物実験は必ず行われるものです。 最近でこそ化粧品の中には、動物実験を行っていないものも増えてきましたが、新薬においてはまだまだでしょう。確かにコンピューターのシュミレーションなどである程度は置き換えられるでしょうが、あくまでもシュミレーションです。実際の薬物動態をどこまでカバーできるかは疑問です。 そういう現実を知るのも薬学部の勉強のひとつと思いますが、どうしても耐えられないのでしたら、それはもう、他の進路を選んでください。
なるほど:2
薬剤師免許取得後、製薬企業で研究職についております。 薬学部での実習では当然のように動物実験をします。 古い例で申し訳ありませんが、私の場合はカエル、マウス、ラット、モルモットを使いました。 個人的に印象に残っているのはマウスを頚椎脱臼(首の骨を折る)したあと、動いている 心臓を見るという実習でした。さすがに、キャーキャーいう人が多かったですね。 さて、ほかの回答者さんもおっしゃるように、薬にかかわらず医療に携わるためには これらの動物実験による研究が不可欠です。 動物愛護の観点から、批判をする方もいらっしゃいますが、そんなのは奇麗事です。 また、動物たちが確かにかわいそうと感じるとは思いますが、彼らの貴重な犠牲の元に 医学、薬学が成り立ってることを知り、医療に対して真摯に向き合う姿勢を身につけることも 実習の重要な目的と思います。 それでもなお、どんな事情があろうとも動物実験だけはしたくないとのことであれば、 悪いことは言わないので、別の大学に行ったほうがいいでしょう。 感情だけで物事に接したり、安っぽいヒューマニズムを持っているようでは、 良い薬剤師にはなれません。
なるほど:1
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