大学進学、編集者について 22歳男です。 現在製紙会社に勤務して2年目になりました。 そこで編集者という職業に…

Question

大学進学、編集者について

22歳男です。
現在製紙会社に勤務して2年目になりました。
そこで編集者という職業に興味を持ち就職したいと思っているのですが
大手に就職するなら大卒のほうが有利という情報がありました。

なので履歴書用に大学進学をしたいと思ってるんですが、
年齢がネックです。
はたして大学卒業したときに(その時には27歳)就職先があるのかなど心配になってしまいます。
また専門学校という手も考えたのですが有利ならそちらに行こうかとも考えています。

以前もこのような質問をさせて頂いたのですが、学校に行かずに現場で経験を積むほうがよいという意見もありました。

自分で決めなきゃならないのですが、アドバイス頂きたいと思います。
回答よろしくお願いします。

Answer 1

恐らく、相談者さんの現在のキャリアで出版社の中途採用される可能性は低いでしょう。

そして、これから大学進学して就職を目指すのも得策ではありません。ご自身が懸念している通り、年齢がネックになるからです。正直、私が面接官なら27歳で未経験者だと、よっぽど魅力的な経歴じゃないと書類で落としてしまう可能性が高いです。

それでも可能性を探るなら、大手は除外。中堅以下の出版社に絞り、「アルバイトの編集アシスタントでも構わない！」など条件を落とさないと箸にも棒にも掛かりません。

例えば、パチンコ・パチスロ誌などはライターなんかを頻繁に募集をかけています。それと実話誌系（実話ナックルズとか）も比較的募集を行っている媒体ですね。

ただ、編集者になるような人はその辺の情報リサーチ力に優れており、厳しい言い方をすると、それができないような人には無理な仕事です。可能な限り自分で調べ上げ、その上で分からない部分は知恵袋を使う、といった利用の仕方にしないと。

私は24歳のときに出版業界に入りましたが、それはもう必死に探しましたよ。

求人募集を行ってない出版社や編集プロダクションにも片っ端から電話をして、求人を出していないのに無理言って面接をしてもらったりして、その末にようやく業界に入ることができたんです。本気で目指しているなら同じことをやってみては？

あと面接を受ける先が雑誌編集部の場合は、その雑誌向きの特集の企画書を持参する。編プロでどんな雑誌、本を作っているか分からなくても週刊誌向きだったり、書籍、ムック本などの企画案をできるだけ多く持っていく。まあ、企画100本とは言いませんが、「コレ、全部君が考えた企画なの？」ってくらい持っていけば反応も違うと思いますよ。

そうすれば熱意も伝わり、企画でその人のセンスも分かります。本当に面白い企画を持ってきたら、それで採用なんてケースもありますから。

「興味を持った」というレベルではなく、「絶対に編集者になる！」くらいの意気込みじゃないと難しいです。そういう熱意があり、かつ有能な人材が多く集まる業界なので。

多少厳しいことも言いましたが、今後の参考になれば幸いです。