解決済み
鍼灸あん摩マッサージ指圧師の現状について質問です。大学生の男性です。 これからの進路、将来について、とても悩んでいるので投稿させていただきました。 私は食品関係の学科に所属しています。 ですが一年前に眼病になり今も休学しているといった状況です。 原因不明で正確な病状がなかったので医師からはもしかしたら治るかもしれないと言われましたが、特に変化は見られず、視力が右0・1左0・1です。 大学の担任からは今の視力では実習実験などが危険であり今まで、在籍中に目が悪くなり卒業したケースがないので分からない、理系の学部だから就職は厳しいのでは。医師からは何か別の道を考えた方がいいのではと勧められ、色々考えた末に盲学校に入り鍼灸マッサージ三種の資格を取り、教師になりたいと考えています。 ですが私自身、素人であり判断能力が鈍っていないかと不安でたまりません。人生が懸かっているので特にです。 【質問です】 (1)三種の国家試験を三年間で取得する難易度 (2)三種を取得できたとして教員になれる難易度 (3)在学中、気持ちの変化で教員養成学校へ入ることを断念した場合、三種全て叉は三種のうちのどれかに合格し就職した場合の就職率と収入及び待遇など。 私自身、この業界を甘く見ている気がします。 魚は裁けますが決して手先が器用な方ではないと思っています。 死ぬ気で努力すれば教員になれるだろうとか思っています。 眼病になり選択肢が狭くなったとはいえ、こんな自分が時々嫌になります。 知り合いからは大学だけは卒業した方がいいと言われました。理由は明確ではなかったのですが。 私は視力的には悪いですがルーペや拡大読書機など使い、死に物狂いで頑張れば就職はともかく大学卒業は不可能ではないと考えています。 ですが来年度は年齢も24になり、周りから引き離されているようで焦りが凄くあります。 そこで、さらに質問です。 (4)教員になるにしろ、三種を取り就職をするにしろ高校卒業と大学卒業ではどのような違いがありますか。 もし詳しい方がいらっしゃいましたら教えていただけるとありがたいです。 世の中を知らない私にお力をお貸しください。 宜しくお願いします。
教師になりたいというのは鍼灸マッサージの教師です。 筑波大学理療科教員養成施設というのを聞きました。 お礼コメントの書き方が分からなかったのでこちらに書かせていただきました。 ありがとうございました。
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こんにちは。私は鍼灸指圧マッサージをしているものです。晴眼者です。私が知っている範囲で回答をさせていただきます。 まず、(1)三種の国家試験を三年間で取得する難易度について これはきわめて簡単です。基本的にきちんと授業に出ていれば、9割は合格します。 逆に言うと、もし3年間で、つまり新卒で国家試験に通らなければ、その後は合格率が極端に下がってしまいます。 新卒の合格者9割、既卒の合格率3割程度、ではないでしょうか。 別に現役合格できなかった人が差別されてしまうわけではありません。現役合格さえできないような人は、何年たっても合格は難しい、それくらい、そもそも合格しやすい試験である、といことです。 (2)三種を取得できたとして教員になれる難易度 2000年に鍼灸学校の新設が解禁され、全国に鍼灸学校が次々と作られました。結果、教員不足で学校のレベル低下、さらに学生が集まらず、経営困難な学校続出。という現状のようです。 考えようによっては、優秀な教員は引き手あまた、なのかもしれません。 しかしながら、ちょっと知っておいて頂きたいことがあります。 鍼灸マッサージの学校と言っても、鍼灸マッサージの授業など、実は1割くらいしかありまわたしせん。 残りの9割は、例えば生理学、解剖学、関係法規などの西洋医学分野の授業です。多くの学校では、鍼灸マッサージの教員養成科を出た人がそれらの授業を担当しています。専門性の高い解剖学とかを教えるのは、ずいぶん大変たど思います。 そして、鍼灸術などの専門分野を担当でいるのは、ほんの一部の熟練の人たちだけです。 教員になったとしても、もしかしたら慣れない解剖学や生理学などの授業ばかりを担当させられるかもしれません。もちろん、それでも給料がもられるなら良しとしますけれども。 もう一つ。視覚障害者の方の場合、求人はどうなっているのでしょうか。私にはわかりませんが、あらかじめ、電話などして知っておいた方がいいと思います。 (3)在学中、気持ちの変化で教員養成学校へ入ることを断念した場合の就職について これについては、たとえ晴眼者であっても、みんな、かなり大変な人生を歩むことになるかと思います。 すごく極端なことを言えば、この世界には、年収1000万クラスの大先生か、しからずんば、年収200万円代の貧乏施術師の2種類しかいません。勝ち組に入るのは、ごく一部です。 とは言うものの、私の個人的感想として、この世界では、あんがい視力障害をお持ちの天才的な鍼灸の先生が活躍していらっしゃいます。私は個人的に視力障害の鍼灸の先生を何人も知っていますが、彼らの鋭い感覚は、晴眼者の我々の及ぶところではありません。しかし、彼らに共通のことは、鍼灸師である以前に、どうやらヒーラーとしての素質もお持ちのような気がします。ヒーラーの素質+商売根性ですかね。とにかく、実力さえあれば、例えば一人数千円の治療費で、一日に数十人を一人で治療している、という人も視力障害の鍼灸師の中にはいる、ということです。しかし、それとて、もちろん、一部です。ただ、晴眼者の人よりも、覚悟のほどはすごい傾向がある、とは言えます。 問題は、あなたにそうした素質があるかどうか。それは誰にもわかりません。ちなみに、この世界、指先を使う仕事ですが、実は指先の器用さはほとんど関係がありませんので安心して下さい。 (4)高校卒業と大学卒業ではどのような違いがあるか。 指圧マッサージ師の場合、ほとんどは高卒が多いです。逆に、鍼灸師で成功している人には、少なからず高学歴の人がいます。 鍼灸師の場合、結構、一生、本を読んで勉強、ということになりますので、本来的に勉強が好きな人がなる傾向があるということでしょうか。 ただ、指圧マッサージの場合、へたに大学卒だと、面接受けにいって、「え?こんなに高学歴なのに何でこんな仕事してるの?」と思われる場合があります。 いずれにしても、私は、今の日本で生きる場合、やはり学歴は高いに超したことはないと思うのですが。 最後になりましたが、もし、私の友人が鍼灸マッサージの学校に行きたい、といったなら、私は「やめておいた方がいい」と言うでしょう。やっぱり、めったには儲からない仕事だからです。しかし、もしそれでもやりたいなら、せめて教員免許は取っておいて、学校で先生でもしながら、あいた時間で臨床をすれば、どうにか生きていけるだろう、とアドバイスするでしょう。 回答があまり整理できていませんが、とにかく思いついたことを書き留めました。お役に立てれば幸いです。
なるほど:2
難易度は、その人その人で、受け取り方が違うので、一概に申し上げることはできませんが、鍼灸マッサージの場合は、普通に授業に出て、勉強していれば、さほど難しくはないでしょう。在学中は、ほとんど暗記科目が中心ですから、ひたすら、理解しては覚えるということの繰り返しです。 教員になるためには、教員養成課程を出るのが一般的です。よって、養成校を卒業後、養成施設に入学する必要があります。それなりの試験もありますが、こういった場合、過去の学業などもプラスに働くことが容易に推察できます。よって、大学はできることなら、卒業すべきでしょう。年次があまり進んでいないなら教養課程2年を終えた段階で、筑波技術大学などを受験すればよいと思います。取得した単位は、有効利用できると思います。筑波技術大学は、視覚障害の方のための大学で、鍼灸学科があります。教員希望でも、有利に働くはずです。筑波大学には、理療科教員養成のコースがありますが、要は、同じ系列だと思えばよいです。 教員でない場合、就職した場合は、収入は、あまり多くはありません。病院等に就職した場合や、一部の公務員になる道はありますが、非常に枠は狭いと思っていいでしょう。一般の就職先は、基本的には、鍼灸マッサージの院、若しくはマッサージ院やホテルなどでしょう。ただし、まだまだ整備不足なうえに、一般商店への就職のようなものですから、ほとんどは、数年後、開業することになると思います。 教員や大学研究者の道を志望されるのであれば、現在の大学を卒業することは、大きな評価につながると思います。特に理系の場合は、歓迎されるでしょう。 筑波技術大学には、理学療法などの学科もありますので、そういったものも同時に検討されればよいと思います。
鍼灸あん摩マッサージ指圧師になるのなら年齢を気にする必要はないと思います。 あなたの腕と人柄という要素がはるかに大きいからです。 教師になりたいというのは鍼灸の教師ですか、それとも食品関係の教師ですか? それとも小学校などの教師ですか? 大学を卒業したほうがいいという理由は、卒業するくらいの勉強をしてきたと判断されることと、高卒・大卒で給与が異なるからだと思います。 24で焦ることはありません。 落ち着いているのも問題ですが、まずは大学の相談室に行きましょう。
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