理学療法士は主に歩行能力を改善させるリハビリを専門とします。 作業療法士は主に指先の機能を改善させるリハビリを専門とします。 ですが、どちらも歩行訓練や指先の訓練はできます。 唯一、装具作成に関しては、足の装具なら理学療法士、手の装具なら作業療法士に担当してもらわないと難しいでしょうというぐらいです。 ですから、理学療法士しかいない場所で、手先の機能が悪い方がいれば理学療法士でも手の訓練をします。 作業療法士がいて、手の機能に問題がない(あるいは歩行訓練を優先した方がいい)という方がいれば、歩行の訓練などもします。 名称独占の仕事ですから、どっちの職種だからこのリハビリはやっちゃダメ!ということはありません。 給料も同じです。 ざっくり説明するとこんな感じでしょうか。
突然すいません、PT(理学療法士)やってます。 ザックリ説明します。 そもそも治療医学には「内科学」「外科学」「物理医学」という3つの分野があって、 理学療法と作業療法は、「物理医学」の治療手段の事です。 我が国では、 理学療法士(PT)は、 「身体に障害のあるもの」を対象に 「基本的動作能力の回復」を目的として 「治療体操その他の運動を行なわせ、及び電気刺激、マツサージ、温熱その他の物理的手段」を手段として患者さんに治療をします。 作業療法士(OT)は、 「身体や精神に障害のあるもの」を対象に 「応用的動作能力や社会適応能力の回復」を目的として 「手芸、工芸、その他の作業」を手段として患者さんに治療します。 なので、PTとOTはどちらも物理医学の分野ですが、別の職種です。 ちなみに厳密に言うと、リハビリテーションの専門職ではなく、あくまで治療医学の専門職です。 では、具体的にはどうかと言うと・・・ 昔は、「上肢がOTで下肢がPT」とか言ってましたが、今はそうではありません。(というよりもともと間違っています。) 人が生きるために行う基本的な動作(手足を上げ下げする、立つ、歩く等)を改善する理学療法士と 日常生活に必要な応用的な動作(ADL)や社会生活に必要な職業的な訓練を行う作業療法士 と言うのが本当です。 PTが手を挙げれるように治療して、OTが頭を洗えるように治療すると言うと正解かと思います。 世の中に勘違いされて立ち位置がせまーくなってきているので、正しいことを知っていただきたくて投稿しました。 ・・・すいません
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