建築士というのは、国家資格のひとつで、ある決まった職業ではありません。 一般には、建設関連の業界で仕事をしている場合が多いのですが、一級建築士の資格を持ちながら、都市計画やその他の業界で働いている人も大勢います。 変わったところでは、一級建築士の市議会議長という方もいましたね。 建築士そのものは、建築設計を行う専門家のための資格という位置づけで創設されたものではありましたが、実際は、設計に関係なく、現場監督などであっても、建築士資格を持っているのが普通です。 つまり、建築業界で働く技術者なら一級建築士は必須、といってもよい資格となっています。 海外では、建築設計を行うプロフェッショナルは、『建築家』と呼び、現場監督や製図技術者とは一線を画す、非常に高度な資格とされており、医師、弁護士と並び称される、3強プロフェッショナルとされ、大変、尊敬されています。 ですから、建築家を養成する大学なども、日本とは根底から異なっており、例えば、エコールドパリという大学では、建築家の最初の教育は、『哲学』から始っているような具合です。 残念ながら、日本の建築士は、海外で、『建築家』と自称すると、詐欺扱いされる程度の存在でしかありません。。。_| ̄|○ さて、建築士は、受験資格として、建築系大卒プラス2年以上の実務経験が標準コースであるなど、実際には、なかなか取得の難しい資格です。 しかし、取得が難しい割りに、経済的見返りが少ないため、昨今では、あまり人気のある資格とは言えませんね。 ただ、建築設計というのは、数学的能力と、デザインセンスを要求される、大変高度で面白い職業ですので、安い給料で、長時間頑張っている優秀な人達が大勢いる、やり甲斐のある職種であることは間違いありません<(_ _)>
建築士は家を作るときに設計する人です
建築の侍です。。。。
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