お芝居などの舞台監督ということですよね。 舞台監督というのは、劇場に入ってから一番偉い人です。 舞台や客席の設営など、すべての責任者です。 【芝居の前】 大劇場はちょっとわかりませんが、小劇場(~300人規模くらいまで)の場合は舞台監督が演出・照明・音響・大道具などと話をして、舞台の図面を作成します。 演出は自分の芝居を実現するため、「アクティングエリアはこれくらいの大きさで、幕の位置はこのへんで・・・」とかいう希望を言います。 音響さんもスピーカーのサイズや位置などの希望を言ったりします。 舞台監督はそれを聞いた上で、袖中はこれくらいの広さが必要で、上手(かみて。客席からみて右側)に入った役者が下手(しもて。客席からみて左側)に出てくる場合、舞台裏を通らないといけないから・・・ということを考えた上で、幕の位置などを決めたり、大道具の大きさや置く位置などを決めたりします。 【仕込み】 仕込みとは、劇場に入ってからの舞台づくりのことで、劇場によってはガランとしたスペースのみの場所に、箱馬や平台といったものを並べたりして舞台を設営していきます。 客席のひな壇なども自分たちで設営することも少なくありません。 また、照明機材なども、各芝居に合わせて吊り込む必要があります。 それらいっさいの責任を持つ人が舞台監督です。 このあとも、バラし(設営した舞台を片づけ、もとのフラットなスペースに戻すこと)などなどの責任者でもあります。 劇場に入ったら、舞台監督がすべての指揮をとります。 以上がざっくりとした舞台監督のお仕事です。 演出とは根本的に異なりますね。 ついでに演出についてですが、演出は自分のイメージした通り芝居をつくる人で、役者の演技指導や、音響さんに「ここでこんな音楽・効果音がほしい」とか照明さんに「ここは一面真っ赤にしたい!」というような要望を出したりします。 劇団によっても、また、劇場の規模などによってもだいぶ異なることもあると思いますが、ざっとこんな感じでしょう。
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