人間科学区分は,心理学,教育学,福祉,社会学が主な内容です。そしてⅡ部では,「選択A:心理系」と「選択B:教育・社会・福祉系」に分かれるので,心理学専攻の人は基本的に心理学の問題だけを選択して解答することができます。そういう意味では心理学部が有利でしょうか。教育学部だと,Ⅱ部対策で福祉・社会学の勉強もある程度しないといけないでしょうから。 もっとも,最近は「人間科学部」のような学際的な学部も増えていますし,狭く深くの選択Aか,広く浅くの選択Bかという意味では,勉強する上であまり有利不利はないのかもしれません。 採用後は法務省,厚生労働省,科学警察研究所などが主なところ(特に法務省の人数が多い)ですが,仕事内容は大きく異なりますので,それぞれの省庁のパンフレットや説明会などで詳しく調べた方が良いかと思います。 難易度については,どれを難しいと感じるかは人それぞれで,大学で何を学んだかにもよりますので,一概には言えません。過去問を開示請求で取り寄せて見比べるのが一番ではないでしょうか。ただ,法律系採用と技術系採用では,省庁によっては仕事内容や待遇が大きく異なります(例えば法務省では,法律系は「行政職」ですが人間科学は「公安職」なので給料も違ってきます。科警研は「研究職」です)ので,「どれが受かりやすいか」という目先のことよりも,「自分がどんな仕事をしたいか」という視点で考えた方が良いですよ。面接対策にもなりますしね。
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