長崎の県庁への就職を目指しているものです。 私は県庁職員となり、長崎の観光業の活性化を行いたいと思っています。 そのため…

Question

長崎の県庁への就職を目指しているものです。
私は県庁職員となり、長崎の観光業の活性化を行いたいと思っています。
そのために、ひとつ考えていることがあります。それは音楽やファッション関連のイベントの開催の促進です。
しかしこれはやはり公務員の仕事の範囲ではないようにも感じます。
やはり、こういったフェス的なイベントなどを開催するのは公務では難しいんですかね？
回答お待ちしています。

Answer 1

自治体の観光課に勤務していました。

「自治体は民間のイベントに『協力』する」という考え方が主流です。
自治体が主導権を持ってイベントを開催した場合、民間の人材が育ちにくく、結局、自治体におんぶにだっこの状態に陥りやすいです。
さらに自治体の職員は数年で異動しますので、担当者が変わると当初の「目的」や「熱意」が薄れていきます。
これでは一過性のものになりやすく「活性化」は難しいと思います。

特に県庁はイベントを開催する「地元(市町村)の人」とは密着感が薄く、開催するにしても市役所などを通すことが多くなります。
結果的に「役所の人がなんかやってる」というイベントになりやすいです。

あと、事務的な面から言うと、イベント開催の費用は全て税金であり公費です。
イベントの準備をしていて「ガムテープがない。買ってきて」となっても「決裁」がないと買えません。

イベントを通した活性化をお考えなら、市役所や役場で地元の人(例えば商店街の人や若者グループ)などを口説いて、役所は金銭的人的バックアップをするのがスムーズにいくのかな、と思います。

Answer 2

無理ではありませんが、全てを公務で行うことは難しいでしょうね。

フジロックは、苗場の観光協会誘致で今の開催があります。自治体や観光協会などで誘致をしているところは他にもありますし、誘致自体はできます。また、ROCK IN JAPANの後援にはひたちなか市や茨城県がついています。こういった「後援」という形をとってPRに協力するぐらいはどこもやっています。サマーソニックでは、県や自治体もメンバーに入っている団体でサマソニ関連イベントを企画したりもしています。
このレベルなら、質問者さんが上を口説き落とせればできるかも知れません。（大きな自治体だと、口説くのも難しいのですが。）

しかしながら、開催自体を行ったり、費用を負担したりは難しいでしょう。また、開催場所はどこかの市町村になりますので、長崎県だけで上記のような内容をおこなうことも難しいです。因みに、市町村ではなく県全域を包括する「県庁」を選択しているということは、全県下で行いたいと言うことですよね。かなりの大事ですよ。