解決済み
フリーライターさんに質問です。 雑誌に自分の連載を持っている場合、雑誌社と連載の契約というものはあるんですか? (きちんと「〇年~〇年まで連載します」という契約書にサインしたり) そうなると、その雑誌社の「専属ライター」と呼び「フリーライター」ではないのですか? もうひとつ質問です。 漫画家には担当さんがついているようですが、フリーライターにも担当がついているのですか? 漫画家さんだと、担当さんがOK出さないと内容を変えられたり、締め切り近くに自宅に来て、描きあがるまで待つなど聞いた事がありますが、ライターさんもそのような事はあるんですか?
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関係者ではないですが、連載に関する契約書は存在しないのが業界の慣習と思われます。 http://www.zkaiblog.com/obstaff/17306 担当がつくレベルの漫画家や小説家ですと、「契約書を交わすメリットが雑誌社になくなる」のです。執筆者に都合良い条件ばかり並べたら、それは契約書ではなく「保証書」ですし(苦笑)、逆に出版社側が「連載が途切れるような事態が起きたら損害賠償・・・」云々の条項を入れもしたら、人気作家はそれだけでその雑誌社と疎遠の関係を仕向けてくるでしょう。業界では人気作家に対して締め切りに備えた編集者の行列だけでなく、「注文を聞き届けてもらうための行列」も含まれているとみていいですから。 以上から、「連載」はあくまで口約束で、読者の人気が落ちたらすぐ連載打ち切りに迎える体制を雑誌社側は維持しておき、その中で人気作家にはネコなで声で作品の質を維持させることに躍起になっています・・・ ※連載が出来ても、そのことで「フリー」は専属に転じるわけではありません。「少年ジャンプ」の場合は作品を他誌に書かない条件で専属契約を結ばせるそうですが、このことと「連載を契約で取り決める」こととはまた話が別です。 ※フリーライターの場合、「専属=社員化」といってよく、フリーがフリーのまま連載を持つことに雑誌社は特別な敬意を払うわけでもないようです。というのも、「漫画」や「小説」の場合は締め切りに間に合わなければ穴埋めが大変なページ数ですが、フリーライターが受け持つ「連載」のスペースは差し替えが利く僅少な量が普通で、その多くは「コラム」程度です。連載ですから。 ※以上から、担当者が原稿の催促にやって来るフリーライターはよほどの大物です(笑)。普通は「評論家」か「ジャーナリスト」の肩書きを自称している方々で、その他では芸能人はじめ角界著名人のアルバイト仕事としての連載で、「フリーライター」の立場でない人が大物扱いされているのだと思います。 ※漫画の場合は作家本人でないと修整が出来ないからOKの取り決めがありますが、フリーライターの場合はよほどひどい原稿以外、編集者が無断で手直しするのも「口約束契約」だったりします。ひどすぎれば当然に連載打ち切りですから、仕事を失いたくないライターは担当者の不評を買うような原稿を起こすことはしないはずです・・・
「きちんと「〇年~〇年まで連載します」という契約書にサインしたり」はまずございません。連載なんてのは雑誌の状況によって続いたり打ち切りになったりということが普通にあるからです。 「そうなると、その雑誌社の専属ライターと呼びフリーライターではないのですか?」ライターさんは、雑誌連載がたったひとつだけではとてもご飯を食べていくことができません。他の出版社の連載や他業種を掛け持ちすることになります。なので連載を持っているだけでは専属ライターにはあたりません。 「フリーライターにも担当がついているのですか?」一緒に仕事をする担当編集がいるだけで、マンガやドラマで描かれているような典型的な原稿取り担当者はつきません。ライターさんの出版業界における地位というのはとても低く、いわば「替えがきく存在」です。ライターさんひとりの面倒を見るために専任の担当編集者がつくようなことはまずないのです。依頼されたテーマにそぐわない記事を書いたり締め切りを破ったりしたライターさんは単に首が飛び、次の号からは他のライターが記事を書くのです。
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