現在22歳求職中の男です（現在持っている資格：日商簿記２級、全商簿記１級・全商情報処理２級・全商ワープロ実務２級） 先…

Question

現在22歳求職中の男です（現在持っている資格：日商簿記２級、全商簿記１級・全商情報処理２級・全商ワープロ実務２級）
先日人材サービス会社の登録・面談に行ったところ、会計事務所の経理事務をすすめられました。募集の必須条件には簿記３級以上または同等レベルの知識と記載があります。
ですが、日商簿記２級の資格を取ったのが５年くらい前になり（高校時代）、正直ほとんど簿記を覚えていません。
高校時代は会計士や税理士にも憧れていた時もありましたが、日商1級の問題集を見て圧倒され諦めました。
なのでその高校時代以降はほぼ簿記に触れていない状況です。
基本的なことは参考書などを見れば思い出すとは思うのですが・・・。

こういった経緯もあり、経理の仕事は少なからず興味はあるのですが、そのあたりがとても不安です。
また、給料が１６万～（経験・能力・年齢等を考慮の上、決定）というのも気になりました。

簿記３級程度というのがどれくらいの知識が必要なのか
そして、もし生涯ここで働くとした時に、一般的に給与面では昇給等、どのくらいのものなのか
以上が知りたく質問させて頂きました。

どなたか経験のある方の意見・アドバイスが聞けたら参考にさせて頂きたいです。

Answer 1

会計事務所で一人前の仕事をしたいなら3級ではとても足りず2級でも最低ラインです。決算や法人税の申告書作成まで行うので、そもそも簿記の知識だけではだめで会計に加え税務の知識が必要です。
経理のように自社の会計だけ知っているのでは不足で、顧客からの会計や税務についての質問に答え、指導することも要求されますので。

したがってその会計事務所の求人は、アシスタントとして月次入力だけやってもらうつもりのパート＋α程度の仕事か、またはとりあえず設定を低くして門戸を広げ、入所後に実務を通じて経験を身につけてもらうことを想定しているのだと思います。

前者であれば、採用されてもスキルアップになるような仕事は振られないので、一生の仕事にしたいなら自分で勉強してやる気と能力をアピールして仕事内容を見直させる努力が必要になります。
後者なら仕事をしながら必要に迫られて知識を収得していくことになります。
いずれにしても仕事を始めてからの努力は必要です。

それから会計事務所の求人には未経験で学生時代に検定だけ取ってたというような人からの応募がよくきます。その中で採用されるには、会計の仕事に対する熱意や学校卒業後も簿記や税務の勉強を続けていたと示せるような証しが必要でしょう。
上に書いたように採用した後に勉強して覚えていくことが多く、未経験者はかなり低いレベルから育てていかなければならないため、一般に最初の給料は低いです。
また一人の職員が上げられる売上も他業種に比べて多くはないため、資格を取って独立するか、将来会計の精通者として企業に良いポジションで転職でもしない限り、高収入は望めない仕事だと思います。
ただ中小企業や個人の会計と税務についてはとても詳しくなるので、経理への転職は有利に働くでしょう。