精神科 心理学 大学について

Question

精神科 心理学 大学について私は最近心理学に興味がわいてきました。
現在は高校2年生の文系です。

心理学部に進学したいと思っています。
（筑波くらいを目標に

そこで私は将来、スクールカウンセラーなどではなく
犯罪者などの精神鑑定？などをしたいと思っています。
（結構重い精神病の方を）

できれば科学的な機械などを使って本格的にです、
留学してアメリカなどで活躍もしたいと思ったり、

このような職業をなんていうんでしょうか？
それと学部は心理学でいいのでしょうか？

Answer 1

精神鑑定は、精神科医（医師）でないと出来ないと思います。
臨床心理士有資格者を中心とする心理職では、診断行為が出来ないので。
それと、精神鑑定は専任の仕事ではなく、だいたい委託されます。
そして、特に機械を使うことはあまりないですし、機械を使ったから本格的ということもありません。
診断基準は、アメリカ精神医学会のＤＳＭか、WHOのＩＣＤが主流です。

機械を使ってということになると、科警研や科捜研のイメージなのかなという気もしますが、どちらも公務員で、空きが出ないと就職できません。また、機械を使って結果を出しても、それを総合的に判断するのが精神科医になると思います。

Answer 2

色々な仕事をごっちゃにされているようです。下に整理しておきますね。

１）いわゆる嘘発見器等を使った科学捜査に関する仕事
これは、科学警察研究所、科学捜査研究所の研究員（心理学）の仕事です。大学の犯罪心理学か生理心理学の研究室でやっていることもあります。学部は心理学科です。大学院への進学はほぼ必須です。

２）非行少年や犯罪者に心理検査等を実施して、非行（犯罪）に至った原因を調査し、更生プログラムを策定する仕事
法務省の鑑別技官の仕事です。勤務場所は少年鑑別所、少年院、刑務所など。学部は心理学科。４大卒でも受験はできますが、実際になっている人は大学院卒がほとんどです（４大では心理査定法についてはちょっとしか勉強しないからです）。
似た仕事に、家庭裁判所の調査官の仕事があります。少年審判に向けて、非行に至った動機や家庭環境などの調査をします。こちらは、心理学科出身者が多いですが、教育学部、社会学部、法学部等の出身者も結構います。

３）精神障害があって犯罪を犯した人の精神鑑定をする仕事
現在、精神鑑定の８割以上は大学病院精神科で実施されています。本鑑定では鑑定医（精神科医）と鑑定助手（臨床心理士）がペアを組み、鑑定医が身体検査（血液検査、CT、MRI、脳波など）と面接、鑑定助手が心理検査を担当することが一般的です。精神科医になるには、医学部に行き、医師免許取得後、研修医として精神科で働きます。臨床心理士は、大学・大学院で心理学を学び、臨床心理士資格を取得します。
なお、精神鑑定は、責任能力・裁判能力の有無を調べるものですが、最近は心情鑑定と言って、犯行に至った心理的動機を解明することを目的とした鑑定も増えており、こちらは臨床心理士に依頼されることが多いです。

Answer 3

おっしゃられているのは、おそらく刑事精神鑑定ですね。
職業は精神科医となり、司法精神医学を学ぶ必要があります。
心理学部ではなく、医学部に入学してください。

判定医はそれなりの知識・経験が必要な上、仕事としても大変にもかかわらず、責任ばかり重く、余り報われない仕事ですので、基本的に人気がありません。
実力がある人間であって、熱意があれば、活躍の場はたくさんありますよ。

Answer 4

プロファイリングと混ざっていませんか？

精神鑑定は、特にこれという選定用件はないみたいですが、
適任者としては精神科医が選ばれる場合が多いみたいです。
心理学者その他が参加することもあるようですが。

「精神鑑定が」ということであれば、精神科医を目指すべきかと。
ただ、あくまでも必要になった場合に依頼されるわけで、
それをメインの仕事にすることはできないかと。