分かっているつもりではいますが、やはり実際に働いている方に聞きたいです。 病院で働いている臨床工学技士の方は、普段どの…

Question

分かっているつもりではいますが、やはり実際に働いている方に聞きたいです。
病院で働いている臨床工学技士の方は、普段どのような仕事をしているのか詳しく教えて下さい。

Answer 1

700床規模の総合病院に勤務する臨床工学技士です。
常勤5名体制です。

月・水が心臓外科OPE日なので2名入ります。1名はプライミングから人工心肺操作・投薬・そのた管理を行い、もう1名は心筋保護液投与・記録・外回りを行います。

火・木・金はカテ日になっており2名入ります。1名が外回り（カテ出し・記録・ポリグラフ操作など）もう1名は手洗いをし術屋の介助（カテの水通し等）を行います。

その他CHDFや血球成分除去療法（GCAP・LCAP）などの血液浄化療法が曜日によらず入り、血漿吸着やPMX・末梢血幹細胞採取なども行っております。

月曜の午後は外来ペースメーカーチェックを約10名ほど毎週行います。

毎日人工呼吸器のラウンドチェックを行います。

IABPやPCPSが稼働すればその管理を行います。

夜間休日は持ち回りでPHSを携帯し呼ばれたら30分以内に来院できる体制をとっております。

その他臨床業務以外の時間を医療機器管理業務にあてています。約700台の医療機器を管理し輸液ポンプ・シリンジポンプ・低圧持続吸引器・除細動器・深部静脈血栓症予防装置については臨床工学技士が定期点検を行い、人工呼吸器・人工心肺装置・血液浄化装置などは外部委託を行っております。

以上が当院の大まかな現状ですが、施設によって大きくばらつきがあると思います。いろんな施設を見学することで勉強になることがたくさんあります。