これから個人経営農業は難しいんですか？

Question

これから個人経営農業は難しいんですか？私は農業高校3年生で、将来は農家になって、米、野菜を作りたいと思っています。
そのために、卒業後は農業大学校に進み栽培・経営を学び、さらに研修などを重ねてそれらを身に着けてから、と思っているのですが、
母に「将来は農家をしたい」というと、「これからは個人の農家じゃ食っていけない、利益が上がらない」と言われます。
しかし、ネットなどで調べてみたところ、「農家をやってる限り食いはぐれることはない」と書いてあることが多かったです。
確かにニュースなどで、大企業が農業参入というのは見るのですが、実際のところどうなのでしょうか？
（他にもＴＰＰもありますが･･･

それからついでの質問ですが、農業をやろうと思ったら、どの程度の目標があればいいのでしょうか。

私としては、農業をしながらゆっくり暮らせれば十分なんです。そこまで儲けたいとも思っていません。
将来も結婚しようとは思っていませんので、一人生活できるだけの収入があれば良いと思っています。
（もちろん資材や肥料、機械などの費用も含めた上で）

参考として、祖父母が農業をやっています。
面積まではわかりませんが、米、ピーマン、トマトなどを作っています。

読みづらい文章ですみません。よろしくおねがいします。

Answer 1

農業も色々なアイデア次第です。素材にこだわる天然レストランを平行運営するとか、加工食品メーカーとコラボレーションして特性の名産をつくるとか、色々アイデアがあります。国からの補助も手厚いので、悲観することはありません。 上尾にあるある農家は、定年を過ぎた老人の趣味としてアルバイトで、農作物を作っているようです。出来の悪いものは、加工メーカーと協力して新鮮なジャムやペーストにして地域名産として売っているようです。農商工連携というキーワードを調べてみてください。如何に農家が優遇されているかがよく分かります。大丈夫ですよ！

Answer 2

やり方次第じゃない？
来年からトマトをやる予定です。
師匠は就農４年目で経費を除いた所得が４００万を超えていたそうです。
でも基本業者には頼みませんし、中古資材だらけです。
今年は８００万の所得が目標だそうです。高校生と、大学生のお子さんがいます
これって普通のサラリーマン以上ですよね。
ただ気合いも普通以上です。
２０アールのハウスはほぼ中古資材で自作です。
灌水や電気設備も自作です。
もちろん資材費がかかりますが業者に頼む金額の３割くらいで出来ます。
したがって経費が少ないです。
農業用の井戸なんか自分でほってました（さすがにまねできんなぁ，，）
農業って原価が売り上げの半分以上かかったりするからこれって大切。
規格外品は直売所で処分。
よって収穫物の９０％以上を売り切ります。
廃棄ロスって大きいから。
中山間地なので冬は寒いですが直売向けに葉菜をハウスで作ってます。
加温はしないので２重ビニールだけですが直売所向けなら作れますよ。
こんな感じで金はかけない，作ったらなんとしても売る。
品質が悪ければいっぱい入れて売る。（直売所）
ハウス２０aと冬の露地２５aで最終的には1000万が目標だそうです．（利益ですよ）
普通の感覚じゃあり得ない金額ですがこういう農家さんもいるってことです。

Answer 3

農業ではなくて家庭菜園の延長で自分が食べる分くらい作って生きるのはできると思います。
それでも普通に暮らしていく為の生活費が必要になるので、生活費を稼ぐ事ができなければ生活もできませんし、生活費の他に農業資材を買うお金や税金を払う金銭的余裕がなければ農業もやっていくのさえも難しいでしょう。

今は会社員でも一人で生きていくのが大変なのに、農業でその会社員の収入を稼ぐ事さえも厳しい上、毎月給料が振り込まれるわけではなく作物を作って売らないと収入が入ってこない・失敗すれば無収入なのでどれだけ大変なのか予想できると思います。

Answer 4

個人農家で普通のサラリーマン並みの収入を得る事は難しく、
新規で始めた場合は年収100〜200万円程度が多いと聞きます。

ですので、時給自足を考えると食べ物に困るという事は考えにくいが、
家族を養ったり家を買うほどの収入を得るのは難しいという事です。

ただし、一つの地域に一人は農家で成功している人がいます。
もともと十分な土地を持っていて、単価が高い農作物の栽培や
人を数名雇って規模の大きな農業をしている場合です。

冬にハウスでスイカを栽培するなど、供給の少ない時期の出荷で
高値で売れますが、ハウスを作るのに数千万円かかります。

ですので、ささやかに農業をする事が希望ならばささやかには出来ると思いますが、
猛暑と冬などの寒暖での仕事は、ある程度大変ですし
出荷時では体力が必要で夜明けと共に仕事をするケースも増えます。