音大・美大とFラン文学部では就活はどちらの方が有利なのでしょうか？

Question

音大・美大とFラン文学部では就活はどちらの方が有利なのでしょうか？一般企業という前提でお願いします。
例え全入前提のFランでも一般大学の方が優遇されのでしょうか？

Answer 1

一口に美大、音大と言っても、レベルは千差万別であり、十把一絡げに論ずることは出来ません。
美大の場合、上位校（東京藝大、多摩美大、武蔵野美大など）のデザイン系学科であれば就職にはそれほど困りません。一般企業の多くには広告宣伝や製品デザインなどを手がける部署があり、デザインのスキルを要求される職種がありますのでそのようなところから求人が来ます。少なくともマーチクラスの文系より就職は楽です。
上位美大でも、絵画とか彫刻などのファインアート系学科だと就職には苦労します。しかし、一般企業の中には美術のスキルを活かせる職種が少数ながらありますので、探せば就職先はあると思います。
音大の場合、就職と言う意味では非常に厳しいと言えます。一般企業の中に音楽のスキルを活かせる職種がほとんどありません。就職先は教員関係が主となります。
Fラン文学部、Fラン美大、Fラン音大の比較であれば、就職状況に大差はありません。美大・音大卒でも、美術や音楽とは全く関係ない職種に応募することは差し支えなくできますし、下位の学校ではそういう人の方が多いのが実態です。
ただ、美大や音大は文系の一般大学に比べて学費が高いところが多く、専攻を活かした就職をしないのであれば何のためにそんな学校に進学したのか、ということになってしまいます。
また、音大とか美大のファインアート系は、カリキュラム自体が「演奏家」「美術作家」を目指す内容となっており、就職を前提としていませんので、一般教養を問われる就職試験や、時事問題を出されたりする面接では不利だと思います。

Answer 2

美大、音大はその特殊技能を求めるところは少なくない。
対して、全入の大学なんて誰が相手にするのか。

Answer 3

一般企業なら美大・音大・Ｆラン（塾が命名した偏差値が低いとされる）大学なら各々の個性や人間性そして学力の優位な学生が優遇されますよ。俗に言われているＦランという名の大学は地域差がありますから。

Answer 4

その中では、一番潰しが効いて、マシなのは、美大な気がする。