解決済み
『細胞検査士』の適性と就職先について医療に携われる仕事を探していて、つい最近細胞検査士という資格のことを知りました。医学部の再受験を目指していますが、最近になって学力・年齢等の面から考えても医学部への気持ちが揺らいでいたところです。(こんな気持ちで医師を目指すことはできないのでやめる方向で考えております。ですからこの点についてはどうか触れずにスルーして下さるとありがたいです。) そこで細胞検査士について教えて欲しいのですが、顕微鏡やシャーレを一日中扱っていても苦にならないタイプならこの仕事に向いていますか? 私は中学〜高校生の頃にずっとプランクトンの自由研究をしていて、何度か全国大会(名称は忘れてしまいましたが、そのような全国規模のものがあると思ってください)まで行ったこともあるくらい顕微鏡を扱うのは好きです。とにかく実験と観察をするのが好きなんだと思います。 収入は食うに困らなければ別に少ない方でも構わないと思っています。家を継いだり、養う家族が特にいるわけでもありません。 また、神奈川の某私大に入って、臨床検査技師と細胞検査士の受験資格を得ようと考えています。 就職先としては、病院以外にも検査センターなどがあるようですが、実際の倍率や就職時の雰囲気などはどのような感じですか? 家の近くにつくば研究学園都市のような感じでDNA研究所などが集まる場所がありますが、その辺りに就職できる可能性も少しはあるのでしょうか? 現役の方、学生の方、皆さんの知恵を貸していただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします。
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検査技師は「一日中実験室にこもっている仕事」という認識が多いようですが、 現場の仕事は“実験観察”とはちょっと違います。 サラリーマンが業務をこなすのと同じです。 また、検査技師でも遺伝子分析の認定資格というものがあります。 医療に関わる実験観察がしたいのであれば、やはり医学部に進学するか 検査技師として大学病院、研究機関に就職する方が近いですね。 医療関係ではありませんが、プランクトンがお好きなら 下水処理の研究も面白いと思いますね。
医師です。 細胞検査士は「顕微鏡を見る」仕事ではなく、「細胞を顕微鏡で 見て良性、悪性などの所見を記述する」仕事です。 従って、顕微鏡を見るのが好き、という事は適正をはかる指標に なりません。顕微鏡を見て、見えた像について追求する事が好き、 という人なら適性があるかもしれません。 ご存知と思いますが、細胞検査士の資格を取るためには臨床検 査技師の国家資格がまず必要です。臨床検査技師の修業課程 では、高校生の数学を応用した数学的処理、特に統計の理解が 不可欠です。数学に関わる事を苦痛に感じているようだと合格、 入学できても卒業、国家試験合格が怪しくなると思います。 臨床検査技師の資格を取って、さらに大学院に進み研究実績を 上げれば企業の研究所で働くことも可能と思います。 企業の研究員のポジションは誰もが狙うポジションですから、 卒業したての経験のない新人が就職できる事はないです。 細胞検査士は臨床医学の業務を行う資格なので、企業で研究 することを希望するなら必要ありません。 病院で有資格者の指導を受け実務を積むか、指定学校での研 修コースを修了することが必要なので、臨床検査技師免許取得 後さらに学校に通うつもりがない場合は、病院に就職しなければ 取得できません。 将来像は学校に入学してから考えてもすむ事なので、まずは学 校に入る前に臨床検査技師、細胞検査士という仕事を本当に一 生の仕事にしたいのかをよく考えるべきと思います。 それから、一度決めたらやりとおす、という覚悟が必要ですね。 今度中退したら、一生コンビニアルバイト、土木作業員くらいしか 仕事がなくなる、というくらいの認識が必要と思います。 頑張って夢を実現させてください。
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