解決済み
仕事について… 26歳の男です。 以前より日本酒造りの仕事に興味があり、その仕事に就きたいと考えています。 自分自身、既婚者のため収入の面でなかなか転職するタイミングがなく今に至っていたんですが、やはり酒造工の仕事に就きたい気持ちが強く30歳までには転職したいと考えております。 そこで質問なのですが、私のように未経験からの酒造工へ転職された方などがおりましたら、酒造工に就かれて思われた事や苦悩な点、良かった点などありましたらお教えいただきたく思います。 酒造りに関しては経験は無いものの、参考書や関連の本を熟読し自分なりに勉強、酒造見学程度はしています。 ご経験のある方がいましたら、ご回答下さればありがたいです。 宜しくお願いします。
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酒蔵はその大部分が小、零細企業で特に日本酒は近年の消費低迷を受けてかなり厳しい財政状況に陥っていると思われます。さらに蔵人は、特に専門知識を持ち機械装置の扱いにも長け営業にも堪え得るような重要な人材は除けば冬季のみ雇われる期間従業員である場合も多いです。 確かに酒造りには漢のロマンがある、というのは大いに賛同しますが、如何せん所帯を持たれているとなると収入の面でかなりの不安を抱えることになります。初年は月手取り10万、ボーナスなし残業代ほぼなしといったところでしょうか。奥様に稼いでもらわないと恐らく生活が成り立ちません。そして機械を用いない伝統的な酒造り、主に吟醸大吟醸の仕込みに入るとほぼ泊り込みで休日も正月以外無いと思って良いので、1年のうち3分の1から半分は家に帰れず奥様の顔を見ることも叶わないのではないかと思います。自宅が近ければまだマシでしょうけどね。 さらに中堅企業は新卒で埋まり、大企業は一流大エリートの独壇場ですからこれまた入る隙がありません。 正直申し上げますと、今から蔵人になるのであればとりあえず離婚し全てを捨てる覚悟がなければならないと思います。小規模なところは数年に1人しか雇いませんからすぐ転職しようと思えば引越しもせねばならないでしょうね。 蔵によっては、数万円で小さいタンク1本分の仕込みを体験出来るようなところもあります。勿論毎日見に行ってもいいですし、自分の知識を生かしてアレンジするのも思うままでしょう。ちょっと辛口でしたが、わざわざ人生酒に捧げなくとも、楽しいところだけやって満足出来るならそれでいいと思いますよ。
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