新卒で葬儀社に就職します。でも…。

Question

新卒で葬儀社に就職します。でも…。仏教専門大学の４年生です。
この度葬儀社に就職が決まりました。
色々な思いから葬儀業界が第１志望でした。

ずっと前大学の仲良しの友達に志望業界を聞かれ、冠婚葬祭なんだと言い、葬儀社に入りたいと答えました。
友達は引いた表情でした。

大学には、他にも仲良くしてくれてる友達が居ます。人を傷つけるのが大好きな知 り合いも同学年に居ます。

私は大学のお世話になった先生には自分から、友達には聞かれれば葬儀社に決まっ たと言いたいです。
先生の中には僧侶の方も居ます。それにみんな仏教の教授だから、報告するのは全く怖くないです。
でも友達に言う機会が来たら嫌です。引かれたり、えぇ～とか、嫌な反応されるの が怖いからです。
でも、隠したり嘘の業界言ったり、まだ就職先決まってないとも言うのも嫌。自分 で葬儀社は否定したくないからです。

葬儀業界には自分から望んで飛び込みます。仕事内容を尊敬してます。
でも私の中に葬儀社を低く見る悪い心があるので、友達に堂々と言う勇気がないの でしょう。

自己嫌悪と被害妄想で苦しいです。
友達に葬儀社に決まったんだい!って、普通に爽やかに言いたいです。

こんな葬儀業界の方々に失礼極まりない、ちっせぇ愚かな私を叩いて下さい 。
励みの言葉にさせて頂きます。

m(_ _)m

Answer 1

私は良いと思いますけどね。
どんな仕事であろうとも、胸を張り、誇りを持って働ける人達は素敵です。

私は宗教には詳しくありませんが、大学の卒業論文で『死を考える』ということをテーマにしました。

確かに現代では死は汚らわしいものと見做されてしまっていますが、気持ち良く死者を送り出すために葬儀業は欠かせないものです。

私自身にはそんなに偏見はないのですが、中には酷い偏見をもつ方もいらっしゃるのですね。(映画『おくりびと』を観てびっくりしました)

でも皆がやりたがらない仕事にこそ価値があるというか、
人がやりたがらないのにそれでも存在している仕事は人々の生活に必要だから残っているのですよね。

だからそれを率先して行っていける貴方のような人はとても社会にとって必要な人だと思います。

逆にそれを笑う人は、心が貧しいのだなと憐れんでやるくらいの気持ちでいいのではないでしょうか。

私は社会人ですが、何となくで就職してしまったため、明確な意思と希望を持って仕事をしていけるだろう貴方が羨ましいです。

どうぞ胸を張って素晴らしい、人々に感謝されるような立派な葬儀屋さんになってください。

応援しています^^

Answer 2

>私の中に葬儀社を低く見る悪い心がある

ご自身でよく分かっておられることを、あえて確認の意味で第三者に申し上げさせていただきますと、

＊本来のビジネスの関係では「葬儀社＞僧侶」であるところ、ユーザーサイドの見た目に葬儀社よりは僧侶の方が序列として上にある事実

＊ビジネスのために宗派をいとわない、また仏式以外の葬儀も取り仕切りらなければならない宿命性

＊「学校で学んだ経験を活かせる自信がなく、それで仏門の世界自体には身を投じない」よう周囲に解釈されるのでは辛い

…というところなんでしょう。

そういうのは、卒業前のいま時点限定の悩みでしかないですよ。
卒業してビジネスの世界に飛び込めば、いままでの学内の関係はだんだんと心の中のウエイトが少なくなっていって、仕事に集中すればするほど、いまの悩みそのものも忘れているようになります。

たとえ話に用いることがあるのは、「小学校の予防注射の順番待ちの列に居るとき、この世の終わりのような恐怖にさいなまれもして列から逃げ出したくなるものが、いまはそういう恐怖をさっぱり忘れて成人している」事実が挙げられます（苦笑）

「のど元過ぎれば熱さ忘れる」の諺どおり、必ず忘れるんです。日が経てば何もかも・・・

…来たるべき日のご健闘を★

Answer 3

昔映画のおくりびとを観て、納棺師の仕事を知りました。そのときはそれなりに感動しましたが、まだ漠然とおもしろい映画、という印象でした。

今年早々義父を送り出すことになってしまい、初めて一番近い人の葬儀を行いましたが、その際に納棺師の凛とした仕事振り、そして何よりたまたまお世話になった葬儀社の対応に大変感銘致しました。

人を送り出すことは家族にとってはとても大事だけれど、それをどうしていいかわからず困っていましたが、その社員の皆さんが私たち家族のために、そして何より送られる義父のためにどうするのが一番いいのか本当に親身に考えていただき、とても素晴らしい葬儀を執り行うことができました。

社員一人ひとりの対応、どれをとっても素晴らしいものでした。

そのとき初めて葬儀社に対する見方が変わりました。

そういうものです。正直なかなかわかってもらえないけれど、その際の社員の皆さんも「葬儀に対するイメージを変えていきたい」とおっしゃっておられたとおり、地道な仕事なんだと思います。

ぜひあなたも思いやりと誇りの気持ちを失わず、ぜひ頑張ってください。

内定おめでとうございます。

Answer 4

人の最後を飾る仕事なんだから友達なんか関係ないですよ。