行政法について質問です 問 当事者訴訟は、権利主体相互間の争いに関する訴訟 であるから、通常の民事訴訟と実質…

Question

行政法について質問です

問
当事者訴訟は、権利主体相互間の争いに関する訴訟
であるから、通常の民事訴訟と実質において異なるところが
なく、訴額が一定の額以下の場合には簡易裁判所の管轄となる。

という問題で正しく直すとどうなりますか？

Answer 1

簡易裁判所は行政事件訴訟について管轄がありませんから（裁判所法３３条１項１号）、行政事件訴訟の一つである当時使者訴訟(行政事件訴訟法2条)についても、簡易裁判所の管轄とはなりません。

設問記述を正しく直すと「当事者訴訟も行政事件訴訟の1つであるから、簡易裁判所の管轄とはならない。」となります。

公務員試験の過去問の中でもスルーしてよい選択肢です。