解決済み
看護学校(専門学校)への進学を考えているのですが、看護体験等に行くと 「看護学校時代の実習は本当に辛い」とよく耳にします。 この実習というのは、具体的にどういったところが、どの程度辛いのでしょうか?
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看護教育に携わる者として回答させて頂きます。 “辛い”の表現は非常に主観的な要素が多いので、非常に幅広い要素の中で、その人がどれを指すかによって異なることをまず始めに申し添えておきます。(ある学生が、自分の苦手なことを“辛い”というけれど、別の学生にとっては何でもないことだったり、逆に 得意・楽しいことであったりすることも多分にあります。) その上で、次のようなことがあげられます。 1.環境適応に関する辛さ:実習は学外の不慣れな医療現場なので環境適応だけでもとても疲れます。物的環境、人的環境など あらゆるものへの対応に慣れていないのである意味当然なのですが、そこへ2~3週間いって現場に 入って実習をしますから。病院の実習受け入れ体制や教育体制にもよりますが、場合によっては指導 看護師やスタッフとの関係でもしんどさを感じたり、受け持った患者さんの状態の悪化に、精神的に向 き合えなくなったり・・・。 2.計画を立てたり、実践後の記録に関する辛さ:多くの学生が記録が書けない、追いつかない、計画が立てられないと苦悩してい ます。個人差は非常に大きいですが、知識が乏しかったり、患者さんの現状を しっかり捉えられていない人、マニュアル志向のタイプの学生が苦労します。 記録用紙に向かって何も手を出せず、時間だけが過ぎていくため、睡眠不足に なる不随的な辛さも生じます。 3.健康管理・体調維持への辛さ:実実習時間の4/5以上の出席率が評価認定対象の見極めですし、何より病んでいる相手を対象と するのですから、自分の健康管理・健康維持は至極当然のように求められます。 しかし、前述のような辛さで栄養も睡眠もまともになれないとらない学生が実習になると増えま す。学生の免疫力・抵抗力も低下しますから、風邪などに罹りやすくなりますし、身体不調にもな りやすいです。 4.経済的な辛さ:実習中は単なる学校生活とは大きく生活リズムが異なりますし、基本的にはアルバイトなどする時間はないと思っ た方がよいでしょう。従って社会人や経済的事情を抱えた学生はこの期間の経済的な困難さを予め考えておく必 要があります。 5.人間関係上の問題への辛さ:実習は学校が決めたグループで同じ場所に行きます。 1人1人が精神的・肉体的にゆとりがあるうちはよいのですが、それがなくなるとしだいに関係がぎく しゃくするグループも生じます。 また、教員との関係・指導看護師やスタッフとの関係でうまくいかない学生もいます。それら人間関 係での辛さも多く耳にしますし相談にのってきました。 以上、できるだけわかりやすいようにまとめてみました。参考になるでしょうか。
なるほど:3
入学した学校のレベルにもよりますよ。(しっかり教えてくれ教員が指導者と連携を取ってくれるところなら大丈夫) 看護実習で辛かったことはありません。 事前に十分学習し頓珍漢なことをしなければ大丈夫ですよ。 よくここで指導者に怒られたとか厳しく当たられた、、とかいいますが、実習の指導者は普通は学生教育を学んでいます。(一部どうでもいいような方を指導者にしているようなレベルの低い学校もありますが) ただ、実習は「指導を受けてできる」までが、合格点なんです。合格点に足りない学生は「指導」します。何度いってもわからない子に対しては口調がきつくなってしまう場合もあるでしょう。 学生は「こんな風に言われた。」とか「こんなにがんばったのにひどい」とか指導者のことを教員に言ってきます。 しかし、話をよく聞くとただ、指導されたことがわかっていない、こんなにがんばった内容がピンとはずれということが多々あります。 実習の前に十分に学習していく。指導を受けたら素直に聞く。教えてもらうんだという気持ちでいかないと(指導者に反発ばかりしていては教える方も嫌になりますよ。人間ですから) 実習の記録で寝る時間が1時間、、それは無駄なところに時間をかけているからでしょう。実習の目的を十分理解していればそんなことはありません。(授業でのことを実習に結び付けられないだけ教員や指導者に自分から聞きにいくことも大事。) ここで楽しかったという方と辛いという方がいるのはそういうことです。
なるほど:1
他の回答者と同じ意見です。 まず実習中は、 記録に追われ寝れない ことが多いです。 寝れて1〜2時間。 実習へ行き、褒められる ことなどありません。 怒られに行きます。 怒られて当然。 私のために怒ってくれている と思わないと無理です。 心が折れます、、 人間扱いされていないと 感じることが多々あります。 頑張ってくださいね。
看護専門学校の3年生です 実習がつらいと言われるのは主に3つの理由だと思います 1つに実習先の環境 病院実習でしかも急性期だと 看護師さんたちはバタバタしていて 学生嫌いの看護師さんたちもいます じゃま!どいて!とか 何しに来たの?とか普通に言われます 報告をしても 「いま報告していいですか?」と前置きしているのにも関わらず こちらを見もしない 相づち・返事もない やっていることの手も止めないので 看護師さんの後ろにひっついて報告することになる…など 忙しいゆえに学生を構う余裕がなくつらくあたられることもあります 2つめに記録が多い なかには2時間ほどで記録を書き上げられる楽な実習もありますが だいたいの実習はそうもいきません 患者さんの検査値、治療薬、病状、看護ケア、これから予想されることなど調べることは山のようにあります。 ひどいときは遊んだりテレビ見たりする時間はもちろん 寝る時間や食事の時間を削らざるをえないときもあります それでも倒れるわけにいかないから 睡眠時間を確保するために いかに無駄な時間を省略するかにかかってきます 毎日毎日何かに追われて精神的に参ってしまうときも正直あります 3つめに自分と向き合うから 看護は奥が深いです 患者さんとのかかわりのなかに 自分の傾向や自分の内面を見つめなくてはならないときがあります 自分のいやな一面を見なくてはならず心をえぐられるような辛さでした 実際知らぬ間に心が疲れていたのか 指導者さんと話し合ってるときに 気づかないうちにボロボロ泣けてきてしまったこともあります だけど 患者さんが自分のかかわりでよくなったり 患者さんを理解できたり 自分の内面を知って人間的に成長できたり つらいけれど振り返ってみれば 普段の生活の何倍も何倍も中身が凝縮された密度の濃い毎日です たしかに実習中はつらいです 投げ出したくなったり 逃げたくなったり 精神的に追い詰められるときもあります。 だけどそのぶん自分にちゃんとかえってきます。 「看護学生の実習はつらい」とよく言われるかもしれませんが つらいだけじゃないです そのぶん人間的に成長できるのなら 価値のあるつらさだと私は思います。 「」
なるほど:1
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