現職です。 基本的に取材(インタビューしたり、調べたり)を行い、記事を書くという仕事です。また、特集記事や書籍などの企画立案、取材のアポイント取りなども行い、必要とあらば自分で撮影も行います。 で、この世界に入ったきっかけは、『フロムA』という求人誌。もう10数年前のことですが、「フリーライター募集!」という記事を見つけ、応募したんです。 入ったのは大学を卒業して2ヶ月ほど経ったころ。学生時代はバックパッカーとして海外を放浪しており、ロクに就活をしないまま卒業してしまったんです。 今思えば無計画もいいところですし、当時さすがに働かなければマズイと思い、探したのが無謀にもマスコミ系。実は、旅をしていたころ、フリーライターやカメラマンの人と知り合う機会があり、いろんな話を聞くうちに「面白そうだなぁ」と。もちろん有名人と会えるかもなんて風にも思っていましたし、そんな不純な動機でした(苦笑)。 ただ、すでに大学を卒業していましたし、「2ヶ月探してダメなら諦めよう」とも決めており、応募したのは編プロや出版社を中心に約20数社。その一番最後に履歴書を送ったところが採用してくれた編プロでした。 けど、その編プロでは履歴書と一緒に小論文やコラムの提出を求められたり、面接時に何か書かされることもありませんでした。逆に落とされた他の編プロではよく書かされたましたし、バイト待遇の編集アシスタント募集なのにSPIテストを行う出版社もありました。 まあ、書けたほうがいいですけど、最初から完璧な原稿を求めているわけではないので、文章力は多少あればいいかと思います。逆に文章に絶対の自信を持っている人のほうが現場では使い辛かったりします。 書くことはライターの仕事の中心であるのは間違いないですが、取材したり、企画を考えたり、書く以外の仕事も同じくらい大切です。 フリーライターを目指す場合、 ①出版社で編集者として経験を積んだ後に独立。 ②編プロで経験を積んだ後に独立。 大きく分けると、この2つのステップがあります。 入るのが難しいのは、基本的に大卒が条件となる①です。②の編プロは出版社ほど採用条件が厳しくなく、大卒以外の方にもチャンスがあります。 ただし、編プロの場合、人手不足でも募集をかけていないところが多いです。そのため、ネットなどで検索し、片っ端からメールなどで問い合わせるといいでしょう。 あと、面接の際は企画書などを持参するのもいいですね。その編プロのサイトをチェックし、どんな雑誌や本を扱っているの調べ、それに沿ったテーマで考えた企画をプリントして持って行ってください。 もし扱っているものが分からなければ、好きなテーマや面白そうな企画で構いません。こういう企画はセンスみたいなものが分かりますし、たくさん企画を持っていけばヤル気がある奴と見てくれるかもしれません。 書式は自由でいいですが、A41枚に1本の企画が収まるくらいでいいかも。もちろん、A4用紙びっしり書く必要はないので。 とりあえず、私も今は編プロの代表なので、「ウチで雇うなら……」みたいなことも含めてアドバイスしたつもりです。 大変厳しい業界ですが、やりがいはあると思います。 ぜひ諦めずに頑張ってください!
なるほど:1
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