研究員…たいていの場合、1年間契約の非常勤職員です。 医学科のほうには比較的たくさん研究員の枠はありますが、看護ではほとんどありません。 一般的に、大学院(修士課程・博士課程)を修了したものの、タイミング悪く大学教員としての就職先がなかった、だから次の年度の募集にかけてみる…というような状況の人が、教授の許可のもと、研究歴を積むために所属することが多いです。 学位的に修士号・博士号を有していないと、採用条件を満たさないことが多いです。 学士では、研究者とみなされません(修士号取得で研究者の入り口に立った、博士号取得で一人で研究できるようになった、とみなされます)。 医療系の場合は、それに追加して、 ・看護師等の国家資格を有すること ・臨床経験が3年もしくは5年以上あること(年数は大学によりいろいろ) ・採用時40歳以下であること 等の条件が課されることが多いです。 よほどのことがない限り、修士以上の学位がない、臨床経験もないようなものが採用されることはありません。 …看護師国家試験に不合格だった学生が、卒後の行き先がなくてどうしようもなくなっていた時に、卒業研究の担当教授が自分のコネをフル活用して、1年間、どこかの研究員補助に無理やり押し込んだ、という話も聞いたことはありますが。 そのような例は、ものすごく特殊なものだと思います。その年度の卒業時の就職率等をよほど落としたくなかったんだろうな、という感じです。 とはいえ、いろいろ探せば何かあるかもしれません。 できるなら修士号、欲を言えば博士号を有していたほうが選択の余地は広がることは間違いありません。
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