こんにちは。 九州大学薬学部の創薬の方を目指している高２です。 私は異文化にとても興味があり将来はたくさん海外旅…

Question

こんにちは。
九州大学薬学部の創薬の方を目指している高２です。
私は異文化にとても興味があり将来はたくさん海外旅行にいったり、あわよくば海外に住むという夢を持っています。
そこで自分が英語が得意ということもあり外資系製薬会社の研究員になって他国（国を問わず）の人と働きたいと考えていますが、この考えって甘いんでしょうか。

製薬研究員は需要が少なく、その上、東大・京大の人しか企業は選ばないという書き込みをここで見て心配になりました。

回答お願いします。

Answer 1

ある大手外資系の製薬会社の者です。うちの会社は日本に研究部門があったのですが数年前に閉鎖になりました。また、すばらしいある薬剤を作ったイギリスの研究所も閉鎖になりました。現在、創薬はますます厳しい局面に向かっています。一つの薬剤のでるまでにかかるコストがますますかかるわりに場外ホームラン級の薬剤が出にくくなっています。ただし、夢は大きくでもいいとは思います。世界の上位の薬剤でベンチャー企業が作った薬剤も入っています。なにが当たるかわからないです。ただし、うちの同期の方に九州大と同レベルの27歳の博士が一人いました。博士になるまでに奨学金で借金が600万あったそうです。国立の薬学部は研究が忙しく、とても薬剤師の免許の勉強ができないといいます。その人も薬剤師の免許は持っていませんでした、さらに研究所が閉鎖になり今何をされているかわかりません。リスクは高いのを承知でがんばってください。貴方のような志の高い方は医学部の方がいいのかもしれません。医師の免許を持ちながら留学やアフリカでの医療などいろいろな進む道がさがせるかもせれません。そちらの方がいくらかリスクは少ないと思います。創薬は当然誰かがやらなければいけないと思いますが息子には正直進めたくはない業界です。ちなみに外資系では最大手のある会社を含め、日本に研究所がない会社が多いです。日本は研究としてはメリットの少ない国と認識されているようです。

Answer 2

世界的には、研究者は博士持ちが標準です。在学中に英語を磨いてお金を貯めて、ドクターを海外で取ることを目標にされてはいかがでしょう？