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貿易実務の内容でお伺いします。在来船:定期船と、どう違うのですか?

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補足

回答有難うございうます。在来船に貨物を積む時には、木枠梱包などして貨物を丈夫にしてから 積むのですよね? カートンのままではないですよね?

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    在来船と定期船は対義語ではありません。 現在の雑貨品等の海上輸送は、ほとんどがコンテナ詰め輸送ですが、コンテナ輸送専用の「コンテナ船」(container ship)で輸送されるのが一般的です。コンテナ船に対して、コンテナ輸送専用構造になっておらず、コンテナ詰めされていない荷物をそのまま積込む構造になっている船を、「従来からある船」という意味で「在来船」(conventional ship)といいます。(在来船にコンテナを積込むこともあります。 定期船(liner)と不定期船(tramper)は、船の運航形態による分類です。定期船は、例えば一番目の航海がこの港を出て、次にこの港に寄って、次はこの港、最後にこの港に、次の航海はこう・・・、というように定期運航スケジュールを決めて配船される船。不定期船は、荷主からの依頼等により、臨時的に配船される船です。 「コンテナ船はほとんどが定期船」です。しかし逆に「定期船でも在来船はかなりある」と思われます。 <補足を受けて> 私も現場のことはそれほど詳しくありませんし、実務も離れていますから、回答は正確ではないかもしれません。 梱包するかどうかというのは、その品物と場合によるもので、在来船だから必ず梱包するというものでもありません。ロウのような固形化学製品等ではカートン入りですがそのまま在来船に積んだりします。逆にコンテナ輸送の場合でも、そのままでは海上輸送に耐えられないと考えられる品物は木枠梱包したりします。コンテナ船でない在来船で積むような品物といえば、工業製品、化学品、缶詰等の「均一」で「大量」のものが中心です。こういうのは梱包もそれほど厳重にやる必要はないですね。場合によっては「裸」でも積みます。しかし例えばカートン入りの軽量雑貨品であれば、ほとんどがコンテナ輸送で、在来船で積むことはあまりありません(積む場合は再梱包するのかもしれませんが)。機械類や石材等は、コンテナ積み・在来船積みのいずれでも木枠梱包が普通です。こういうことは私よりも現場で経験を積んだ人が詳しいとは思いますが。

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