看護師免許と保健師免許について。 私が行く大学の看護学部では看護師免許受験資格は全員ありますが、保健師免許受験…

Question

看護師免許と保健師免許について。

私が行く大学の看護学部では看護師免許受験資格は全員ありますが、保健師免許受験資格は一部の人しかもらえません。
先生や他校の看護大学の説明会へ行っても看護師免許と保健師免許をもっているといいとよく聞きます。

どういった面でいいのでしょうか？

Answer 1

たまに保健師の免許のみで看護師の免許を持っていない人もいますが
大抵の場合は保健師の免許を持っている人は看護師の免許も持っています。
保健師と看護師の違いは、法的には
「保健指導」という名称を使うことができるかそうでないか、です。
健康問題を抱えている人に同じようなアプローチをしても看護師の場合は
「保健指導を実施した」ということはできません。
病院で勤務する場合は殆どが看護師の免許のみで問題ないですが
特定健診の保健指導となると、今後は看護師はできません。
どちらかと言えばマイナーな業務ですが、メタボ健診の事後指導や
後期高齢者に対する保健指導などの求人では、
保健師の有資格者に限定したものがあります。
保健師の資格を持っていれば申請だけで
衛生管理者の資格も取得可能なので、企業の健康管理室勤務の場合も
有利かと。保健師に限定した求人もありますから。

ずっと病院勤務でOKというのであれば、看護師の免許だけでも構いませんが
保健師に限定した業務につきたいのであれば、
その免許を持っていないといけませんから。
（大抵保健師業務は夜勤を伴わない場合が多いので
女性の場合、結婚・出産を経て再就職をしようとしたときは
看護師のみよりも選択肢が広がっていいのではないでしょうか）

Answer 2

自治体の保健師になるには保健師免許は必要です。企業の保健室勤務の場合も有利でしょう。
病院に勤めるには、保健師免許は必要なく、持っていても大抵は待遇にも反映されません。
持っているとよいと言った方に直接聞いてみるとよいかと思います。