解決済み
新設の薬学部の1年です。今後薬剤師の需要はどのようになると予想されますか?多くの方は飽和すると言いますが実際のところ、どうなのでしょうか?今の6年は1万人きる程に生徒数が減っているといったことを聞いたのですが、本当なのでしょうか?だとすれば4年制の時よりは若干薬剤師になる数が増えるとは思いますが、飽和になるとまでなってしまうのでしょうか?将来に不安を感じたので質問させついただきました。
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地方の調剤薬局グループで採用を担当しています。 間違いなく飽和しますよ。 たしかに新設薬学部が増えましたが、卒業生の数は増えていません。 多数の入学者が留年しています。 しかし、これは今回6年制になってストレートで6年生になった数が1万人程度になっただけです。 来年からは留年生も6年生にカウントされてきますので、 ストレートで6年生になる学生と留年した学生がまとめて6年生になります。 しかも薬剤師の供給数は一定ですが、需要は飽和しています。 ドラッグストアは登録販売者という資格が創設され薬剤師が必要なくなりました。 実際にドラッグストアの募集年収は200万以上下がっていますし、 募集人数も減りました。 多くのドラッグストア勤務の薬剤師が調剤に流れてきています。 調剤薬局の出店ペースも頭打ちだし、 不況で女性薬剤師が結婚、出産しても辞めなくなりましたね。 職場復帰する主婦薬剤師も増えています。 これらの状況から大手調剤薬局チェーンでも新卒の募集時の年収を下げてきています。 医薬分業推進による調剤薬局の出店ラッシュはなくなり、 ドラッグストアの出店ラッシュも落ち着きをみせています。 それでも安定して一定数の新卒薬剤師は輩出されますので、 かならず飽和するでしょうね。 さらに年金支給年齢引き上げで定年延長の流れもあり、 高齢の薬剤師が新卒薬剤師と同程度の人数が引退するわけではありません。 実際、調剤薬局、ドラッグストアに高齢薬剤師ってあまりいないですよ。 薬剤師の就職先の大多数を調剤薬局が占めており、 その調剤薬局で薬剤師が飽和し始めていますので、 今後の薬剤師の飽和は間違いないと思いますよ。 私のグループでも数年後には新卒の薬剤師の正社員採用は控える方針が決まっています。
6人が参考になると回答しました
大都市都心部では、既に薬剤師は充足しています。 大都市郊外でも一時期の薬剤師不足は解消されつつあります。 だからと言って、全国で飽和状態になることはないでしょう。しかし今までのように薬剤師免許があれば誰でもフリーパスという状況も無くなるでしょう。 今までは、薬剤師不足から薬局側に薬剤師を選択する余地はありませんでした。 しかし、今後は薬局側が薬剤師を選択することができるので、薬剤師には厳しくなるでしょう。 将来的には、少子化の影響で人口が減り続けますし、調剤薬局数も今がピークでまもなく減少に転じると思います。 ある県では、初めて薬局の廃業、倒産件数が新規開業数を上回りました。 将来的には厳しくなると覚悟された方が良いです。
飽和は確実にすると思います。 一番の理由は将来的に需要が頭打ちになることです。 今薬剤師の需要が一番あるのは調剤薬局ですがそれは調剤薬局が増えているからです。 その証拠に病院やドラッグストアではそれほど薬剤師不足は起こっていません。 調剤薬局も永遠に需要が伸びることはあり得ませんから薬剤師の供給が増えなくてもいずれ薬剤師は充足します。 では薬剤師が飽和したらどうなるかを考えてみましょう。 まず他の方が指摘しているように仕事が出来ない人は職を失うでしょう。 そしてその他の普通に仕事が出来る人は給料が減るでしょうね。 今調剤薬局でも大都市では薬剤師が充足していますが、都会の特に大手チェーンの給料は本当に低いです。別に都会の薬剤師が仕事ができないから給料が安いわけではありませんよね。 将来的には地方でもその程度の給料になるでしょう。 敢えてまとめると 仕事が出来ない人 → 失職 仕事ができる人 → 給料が減る 経営者 → うはうは
飽和はするのは間違い無いと多います。 ただ、 年収の落ちたドラッグストアの倍率が10倍になってしまったり、 僻地の調剤薬局ですら倍率5倍だったり、 そんな過度の飽和は流石に無いでしょう。 現状、知識無し・常識無しでも薬剤師免許持っていたら就職はフリーパスなので、そういった人達の居場所がなくなる程度の飽和だと思います。 これ以上給料が下がれば、男性薬剤師は必然的に避けるでしょうし、免許持ってニートになるレベルでの飽和の心配はいらないかと。
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