>警察法で定められているのですか?・・・・ 定められている訳ではありません。 >慣例に捉われて実例が無いだけですか?・・・・ 官僚社会(キャリア組)において警視総監は警察庁長官と同格級ポストと位置付けされており、警察庁長官は他の省庁の事務次官ポストとなっています。 従って警視総監ポストが警察庁局長(幹部)級よりも下(道府県本部長クラス)に位置付けされることがない限り、準キャリア組やノンキャリアが警視総監になることは絶対にありえません。 >制度上は可能なのですか?・・・・ 警察法上は警察庁長官、警視総監はキャリア組でなければならないと言う規定があるわけではありませんので準キャリア、ノンキャリアがトップ(警察庁長官、警視総監)になることは可能と解釈出来ます。 しかし、現実にはありません。何故ならキャリア組制度の根幹に関わる問題だからです。(準キャリア、ノンキャリアがトップになれるのであれば最初からキャリア組、準キャリア、ノンキャリアなど必要ない。) 一見するとキャリア組は恵まれているように見えますが準キャリア、ノンキャリアは出世に関係なく定年(60才)まで勤めることが可能なのに対してキャリア組は50才半ば(55才前後)から肩たたき(勇退奨励)が始まります。 (警察庁長官、警視総監候補者から外れた者から勇退するのが慣例となっている。これは他の省庁も同様で事務次官候補者から外れた者から勇退して行く。) キャリア組が同期に対してライバル意識が強いのはトップレースに敗れたものは退官と言う『鉄の掟』があるからです。
基本的には、ノンキャリアが警視正以上になるのは無理です。 例えば、巡査から巡査部長に昇任するのに、高卒で実務経験5年、大卒で確か2年(3年?)が必要だったと思います。 つまり、階級があがったからと言って、即、次の昇任試験が受験できるわけではなく、その階級に応じた「実務経験年数」を経てでないと受験すらできないのです。 18歳現役で高卒採用を受け、全ての昇任試験を一回で合格できたと仮定して、最短で警部になれるのは32歳くらいだったと思います。 しかし、慣例的に、警部試験の際に、一回は落とされるので33歳くらいが実情です。 そこから、所属長になる可能性が出てくる「警視」に合格するのには、まず、一線署の課長を経験し、そこである一定以上の実績を挙げ、さらに、本部課長補佐若しくは係長を経験し、実績を挙げて、初めて、所属長に関する「任用科」の入校で警察大学校に入校します。 そしてさらに、一般的にC署といわれる「署員総数が30名以下」の署の「副署長」となり、そこで2~3年を無難に過ごせば、初めて警視試験に合格する光が見えてきます。 それまでに受験はできますが、まず合格は無理です。 そこで、警視になってからも、同じように本部課長若しくは課長補佐、一線署の刑事官や地域交通官を経て、B署の副署長、A署の副署長を経て、所属長になる適性が認められれば、初めて「署長」になれます。 それから、さらにC署から始まる各署長を歴任し、ざっと考えて54~55歳くらいに警視正になる道が見えてきます。 そこで一回で合格しても、警視長になるまでに経験しなければならない年数には足りず、実際は警視正で退職となるわけです。
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yufyさんという詳しいカテゴリーマスターが答えられているので、大変恐縮なんですが、 僕の考え方では、東大卒以外が警察のトップに昇進することは日本国が存在する限りあり得ないと思います。 ある意味、日本の治安を司る「顔」ですから、 確実に学歴が問われます。まして一橋や京都大学あたりではダメなんです。 東京大学じゃないといけないです。 それは日本国のメンツに関わってきます。 それに、付け加えて、 東大卒の人間というのは、その器量があります。ただの飾りの東大卒がなるわけではないだと思います。 警察のトップ中のトップの腹の腹の底はわかりませんけれどね。 高卒、あるいは中途半端な大卒が座れる席ではありませんし、座ってはいけないと思います。
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