解決済み
理学療法士の方に質問があります 右大腿骨頚部骨折についてです 左下肢のMMTは全て5です 右は股関節伸展・外転は3、それ以外は全て4とします この場合4はインペアメントに含んだ方が良いのでしょうか?
外転筋の低下からデャシャンヌがありました またバランス障害・下肢筋力の低下から各動作でふらつきもあります また先生によって主観的だから意味がない、左右比べても問題がある、考えられるなら上げるべきと意見も違います どうしたら良いですか?
6,861閲覧
その他のインペアメントによると思います。 人間は常に最大筋力を発揮して動いているわけではないので私はMMTは最低でも3あれば、と思っています。 MMTの5と4自体検査者の主観的な評価で変わってきてしまうため、私はMMT4であれば、他のインペアメントで問題がある場合インペアメントとしてとらえる優先度は低いと思います。 補足 → その方はどうかわかりませんが、確かにデュシャンヌ、トレンデレンブルグ等は外転筋の機能不全で起こると言われています。 でもその固定概念で周囲のインペアメントに目を向けるのを忘れないようにしてくださいね。 骨盤のアライメントは診ていますか? 股関節伸展が弱ければ後傾して股関節屈筋群で代償的に骨盤を保持させているかもしれません。 前傾であれば伸展筋の代わりに代償的に深層の外旋筋群を過剰に働かせて骨盤を保持させているのかもしれません。 代償的なオーバーユースでスパズムが起こり、不要な疼痛で十分に筋力を発揮できない環境になっているかもしれません。 アライメント不良で上手く筋力を発揮でない姿勢になってるかもしれません。 その他にもデュシャンヌ様の姿勢であるために股関節内転筋も過剰に姿勢制御に参加してしまい相反抑制で外転筋の抑制をしているかもしれませんし… 外転筋自体が姿勢制御に参加する事を忘れてしまい、代償的な姿勢制御=正常と脳で誤った学習をされているかもしれません。 と、まぁ適当に色々挙げてみましたが(正しいかはわかりませんが…)、とりあえず安直にデュシャンヌ=外転筋の筋力低下と繋げるのはやめましょう(笑) ちなみにMMTを評価項目にあげることは大切だと思いますが、筋力なんてあっても上手く使えなければ意味がないです。 あとバランス障害というのはある意味ただの便利ワードなのであまり使わないほうが賢明です。問題なのはなぜバランスが悪いのかです。 質問者さんは学生でしょうか? 違ったら申し訳ないですが、 患者さんの入院期間、その方の社会復帰に必要な能力等のゴールにより問題点の優先順位は変わってきます。 でも優先順位をつけるためには問題点がどのくらいあるのか知る必要があると思います。 正直我々は全ての問題点に対応できるほど余裕はないです。 学生であればやはりまず患者さんを知らないといけないので、小さな問題点でも優先順位をつけるために挙げるべき、なのかもしれませんね。 意味がない、と言われる先生の気持ちもわかります。上記の様に個々の筋力低下=能力低下ではない仮説を立てられれば、MMTの重要性は低い様にも感じます。 とりあえず実習であれば、他の先生の様な意見もあるんだと心に留めておいて、とにかくバイザーの先生に従いましょう。 以上、 ダラダラ長文でしたが3年目の未熟なPTの意見なので参考程度にしてください(笑)
< 質問に関する求人 >
理学療法士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る