はじめまして！実は音楽療法士という仕事に興味があり、ネットで検索していたら童謡唱歌療法士というものに行きあたりました。「…

Question

はじめまして！実は音楽療法士という仕事に興味があり、ネットで検索していたら童謡唱歌療法士というものに行きあたりました。「童謡唱歌療法士」についてあまり情報が出てこないようなので、こういった世界に明るい方にお聞きしたいと思います。一体、「童謡唱歌療法士」とはどういった仕事なんでしょうか？どんな小さな情報でも良いので、よろしくお願いします。

Answer 1

音楽療法士をしているものです。

私は、音楽療法の専攻学科がある音楽大学で音楽療法を勉強しました。

流れで行きますと、音楽大学の音楽療法が専攻の学科に在籍し、
日本音楽療法学会が定めたカリキュラム（単位数）を取得し、
取得出来た場合のみ、音楽療法士（補）という資格の受験資格が与えられます。

そして合格し、音楽療法士（補）の資格を取得後には、
臨床で通算3年間の実践経験を積んだ後、
音楽療法士の受験資格が与えられます。

書類をそろえ、学会に提出し、書類審査を通過しましたら、
今度は面接・実技の試験となり、
合格したのちに、晴れて音楽療法士となるわけです。

今までは、学校に通わなくても資格を取得出来る方法がありましたが、
今後は、学会が認定した学校に入学（大学・専門学校等）するしか、
資格を取得する方法が無くなりました。

したがって、保育系の短大や、独学での資格取得は難しいと思います。

また、学会の認定資格であり国家資格で無いので、
音楽療法士という職名は誰でも使えるものでありますが、
かなりの知識（音楽・実技・心理・障害者領域・精神領域・児童領域・高齢者領域・福祉のベーシックな知識等）
が必要になります。

それと同時に、音楽療法セッションを行うには、セッションを行いながら考える力や、
相手を観察する力、相手の全てを受け入れるキャパシティーが必要となります。

そう考えますと、国家資格でないにしても、他国家資格と同等の勉強や研鑽が必要に
なると考えられます。

長くなりましたが、ご参考になれば幸いです。