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TPPで医療用医薬品のドラッグ・ラグは解消されますか? 今まで日本で医療用医薬品を販売するには厚生労働省の…

TPPで医療用医薬品のドラッグ・ラグは解消されますか? 今まで日本で医療用医薬品を販売するには厚生労働省の厳しい管理下のもと、何年も何十億円もかけて治験をやらなければいけませんでした。 それ故、海外の製薬会社は金と時間のかかる日本でなかなか、薬を販売することができませんでした。 今回のTPPで関税が廃止されれば、海外ね医薬品も日本に入りやすくなり、ドラッグラグも解消されるのでしょうか?

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回答(1件)

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    現状の新規医薬品の認可が非関税障壁と判断されれば、認可がもっと簡素化されて早くなる可能性があります。 しかし、同時に混合診療が進むと、高額の医薬品の公的保険でカバーされる範囲は狭くなるでしょう。 現在は高額の抗がん剤であっても、効果のある薬は皆保険だから公的保険で認めざるを得ないわけですが、混合診療となれば、「高額の薬は自由診療で処方してもらってください」というスタンスが取れます。 よって、高額所得者は新薬が早く認可されて、それを使うことができるようになるというメリットがありますが、民間保険の高額な保険料が払えない低所得者はもはや抗がん剤を使うこと自体ができなくなります。 弱肉強食型のアメリカ型の医療になっていくわけですね。

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