芸大のことについて＆どうゆうことをするのかわからない(-_-;) 芸大志望の高１です！ あの、やっぱり大学に行く…

Question

芸大のことについて＆どうゆうことをするのかわからない(-_-;)

芸大志望の高１です！
あの、やっぱり大学に行くってなったら
有名なとことか県立？とかを目指したほうが
いいんですか？
行く大学によって、そんなに就職に関わってきたりするんですか？？

あと、調べたら、グラフィックデザイナーの就職先に
テレビ局、出版社って書いてあったんですけど、
具体的にどういう仕事をするんですか？？

企画・作成って感じですか？？

回答よろしくお願いします<(_ _)>

Answer 1

まだこれから大学の情報を調べて深めていく時期だと思いますので、
何を一つの判断基準にして大学を選んでいけばいいかということをアドバイスします。

まず芸大、とひとくくりにいっても、
質問者さんの考える「芸大」が広い範囲でのことなのか、狭い範囲の意味なのかで変わってきます。
「芸大」→芸術大学 の略ですが、広い範囲での芸大の場合、「◯◯芸術大学」というように地域名がはいる芸術系の大学という意味になります。
「◯◯美術大学」というところと異なるのは、美術大学が美術分野しか専攻がないのに対し
芸術には音楽というジャンルも存在しているため、芸術大学は美術以外の音楽や他専攻が学科にあります。

もうひとつの狭い意味での「芸大」は、＝東京芸術大学 のことを指しています。
（関西で芸大というと大阪芸術大学を指すひともいるようですが）
生徒数がもともと少ないので、ある意味東大より狭き門、というイメージがあり、
日本の近代美術の基盤を作った芸術家たちが多く輩出された名門のため、憧れを抱いて浪人を重ねるひとも少なくありません。人によっては５浪、６浪とかもいます。

質問者さんが言う「芸大」が前者の「◯◯芸術大学」という事を大きく指しているのなら
「◯◯美術大学」も一緒に探してみてください。
一覧はこちら http://www.holbein-artistnavi.com/a_school/art_univ.html

デザインを学んでデザイン系の会社に就職したい、と考えているなら、
関東ですと武蔵野美術大学、多摩美術大学、東京造形大学など、様々な美大にデザイン科が存在します。
他地域ですとわかりませんが、個人的な意見をのべると
関東では広い意味での芸大より美大のほうが就職には強いと感じます。
ただその分合格倍率も難しいところは結構あり、それ故に合格した人は難関を突破したという意味で
慶応や早稲田のような、いわゆる名前で得する切符を手に出来るわけです。
だから就職でも興味をもってもらいやすい。まあ最後に合格出来るかはあなたの大学生活で制作したデザインやスキル、人柄などが大きく関わってはきますが。

で、もうひとつの狭い意味での「芸大」、ようするに東京芸術大学についてですが
ここはいくら有名だからといってもここを第一志望にするのは就職を目指しているなら危険な行為だったりします。
東京芸術大学は大学の方針が他の美術大学と異なり、就職してばりばり働く人を育てるのではなく芸術家や作家を育てることを第一に考えているため、（学科にもよりますが）就職をもともと目指していない人たちが多いのです。
もともと倍率がはんぱなく高く、現役で合格することはかなり難しい大学ですので
よほど自分の才能に自信がない限りは「有名だから」東京芸術大学を目指してデザイン習って就職するんだ、と思わないほうがよいです。
現実的に考えると、何浪もして東京芸大にはいって、デザインやったはいいけど大学の就職支援も他大学より乏しく、面接にいくと生徒数少ないから珍しがられるけど奇人が多い大学のイメージがあるため東京芸術大学の名前が有利に働くことはなく、しかも何浪もしてるせいで社会的にも不利になり、結局バイトしながら作品制作する、という道にころがっていくこともあります。

これから大学を考えるなら広い意味での芸大と、美大の情報を取り寄せ、
じっくりと見比べてみてください。まだ高校１年生ですから、時間はあります。
そしていきたい大学の受験に実技（デッサンなど）が伴う場合は
はやいうちに親と相談して美大用受験予備校に通うことです。
可能なら高校２年から通い始めるのが良いと思います。

大学は、「有名だから」で考えるのではなく中身をみてきめろ、と言うひともいますが
外から大学を眺めても中身をじっくりみることなんてできないのが現実です。
でも少しでもイメージをふくらませるためにも、学祭などに足を運んで雰囲気を味わいにいってみてください。
有名じゃなくても、自分のデザインやセンスを買われれば採用につながることだって少なくありませんから
実際のところは「有名だから」安心というわけでも、良いというわけでもないんですけどね。
ただ、得をすることは多いかもね、といっておきます。

ちなみに、グラフィックデザイナーの就職先にテレビ局、出版社があるのは
テレビ局たと映像素材やテロップ、小道具や広告など、
出版社だと編集、装丁、広告など、定義は広いですが色々デザインするものがあるからです。
企画だけだとプランナーという業種、制作だとディレクターという言い方になりますね。
（場所によってはディレクターがデザイナーからあがってくる場合もあるようですが）