官僚が国会議員になる流れについて。 国会議員には、官僚、選挙で当選した政治家がいますが、官僚はどのように国会議員に…

Question

官僚が国会議員になる流れについて。

国会議員には、官僚、選挙で当選した政治家がいますが、官僚はどのように国会議員になるのですか？

会社組織でいえば、社員、係長、課長、部長と役職があがっていきますよね？
その流れで役職が上がれば国会議員となるのですか？
教えてください。

補足

ありがとうございます。

それならばなぜ国会にいる議員は長年ほとんど同じような顔ぶれなのでしょうか？

しばらくほとんど変わっていないように思えます。

Answer 1

日本の国会議員は、選挙で選ばれた人がなるもので官僚が流れでなるものではありません。
元官僚の国会議員も立候補して当選した人です。

補足について

国会議員は日本国民であれば誰でも立候補する権利がありますが、簡単に立候補できるものではありません。有権者も、立候補者の経歴を見て投票しますから、何処の馬の骨ともわからない人よりも現職や元官僚、東大出身者など信頼できる人に票が集まり易いのです。

Answer 2

まず、流れで黙っていても議員になるというものではありません。

官僚なら日頃から議員とは仕事上の付き合いがありますから、「あんなヤツでも勤まるならオレだって…」とか「あんな素晴らしい政治家にオレもなりたい…」とか、いろいろ考えるようです。

特に官僚のトップである事務次官には各省同期で１人しか成れないので、自分の将来が何となくわかってくると、上昇志向の強い人は議員を目指すようになるらしいです。

具体的には、
自分の能力だけを頼りに一人で立候補する人、
政党の候補者公募に応募する人、
自分や近親者の地元の政治家の跡継ぎを目指す人、
など色々ですが、中には、本人には全くその気がないのに、地元の有力政治家の跡継ぎに担ぎ上げられる…という場合があります。断っても、手を変え品を変え人を変え、結局説得させられてしまいます。
中央官庁の官僚というのは田舎では十分にステータスなんですね。

もちろん、議員に立候補するためには官僚を辞職する必要があります。落選しても当然、復職はできません。

補足について
官僚との関連で言えば、政治家に興味がない人もいれば、興味があっても立候補のチャンスがない人、立候補しても落選する人、色々ですから、そう劇的に政界地図に変化を及ぼすわけではありません。

また一般的には、テレビやニュースで取り上げられるような政治家になるには時間がかかりますから、議員の顔ぶれの変化に普通の人は気づきにくいということがあります。
古くは社会党のマドンナ選挙とか、最近では小泉郵政選挙とか、民主党政権交替の選挙とか、結構、政治家の顔ぶれの変わった選挙はあります。が、ニュースで取り上げられる人は決まってますからね。