解決済み
通関士試験の勉強で時間がかかる関税率表の通則と貨物の分類を学習してます。この分野は今年全然勉強できなかったので先取りになります。貨物の分類はその類に当てはまるものと引っかけを覚えればいいですが、関税率表の通則は難しいです。どのように得意にしたらいいですか?輸入申告書で通則を利用して解く、という意味がまだお恥ずかしい話わかりません。そこを意識した上で通則を学習したいです。なかなか通則読んでいるだけでは抽象的で理解に苦しみます。通則の攻略を教えて下さい
今年の試験は通関実法6割、関税法等6割、通関実務1割5分で申告書と分類、輸出入通関の細かい点全くだめでした。12月から予備校が始まりますが、貨物の分類とゼロからの申告書を繰り返します。申告書は今年は練習できませんでした。来年こそ合格です。分類が時間がかかるので今のうちに得意にしたいです。勉強方法などもアトバイス下さい。課税価格の計算は3問中2問とれました
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申告書の作成課題においてたしかに通則は重要ですが、実は通則を適用していると意識しないようになることが必要です。 具体的には、 通則1 部、類及び節の表題は、単に参照上の便宜のために設けたものである。この表の適用に当たつては、物品の所属は、項の規定及びこれに関係する部又は類の注の規定に従い、かつ、これらの項又は注に別段の定めがある場合を除くほか、次の原則に定めるところに従つて決定する。 これは二つのことがあり、一つは、例えば84類と85類の区分でまず機械か電気製品かに区分するのではない、それぞれの項に該当するかを判断せよということで、もうひとつはようは注をよく見てみださいということです。 このうち前の方は、申告書作成ではあまり関係しない(問題出題の都合上、答えとなる項はせいぜい3つか4つしかないため、類から分類することはそもそもできない)、また注をよくみるというのも当たり前。 通則2(a)の未完成品で重要な特性のあるものは、実務では重要で、これがはたして重要な特性があるかの判断は常に悩むところですが、試験では重要な特性があるなら、あると出題せざるを得ないので、未完成品で重要な特性があれば完成品扱い、完成品を通関の際に組み立てなくても完成品扱いとだけ覚えておけばいいです。 通則3(b)の重要な特性も、やはり何が重要な特性かは実務で悩みますが試験では、問題で重要な特性があるかないかは示されることです。 あとけっこう使う場面があるのは3(c)と4で、他で決まらなければ最後の項になるです。 ケースの5はおそらく申告書作成には使わないと思います。 6は1から5の原則が号にも準用するという規定です。 あとは過去問を含め多くの例題をこなし、かつ解説で通則をどのように適用しているかを見ていくことです。 例えば昨年の問題でShea nuts という品名がありました。項の規定に直接該当するものはありませんが、よく注をみると 12類の注1にShea nuts は12.07項に属するとあります。通則としては1の適用になります。 rosemaryも同様に注4で12.11項です。 job's tears は12.11項のハトムギそのものですが、これはいかに素早くみつけるかの勝負です。 あと落とし穴は、 Meals of dried cotton seeds です。 1207.10 に cotton seeds があるので飛びつきたくなりますが、ここは種及び果実 ミールは12.08項になります。項の規定をよく読む必要がある例です。
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