自分、国会議員の秘書やってます。 同じ「秘書」でも企業と政治家では異なる点が多々ありますよ。 スケジュールの調整をしたり、本人に随行したりする点は同じかもしれませんが、一番の違いは議員秘書は議員の代理という性質を持っていることです。 地元(選挙区)であれ議員会館であれ、様々な会合に代理出席したり、持ち込まれる各種要望などを議員の代わりに対応したりします。 ですので、貴方の経歴は議員秘書を行う際に、プラスにはなりますが、同じ職種ではないと思った方がいいと思います。 議員秘書になるのは、前の方が書いておられるとおりです。リクナビなどにも掲載されている時もありますが、その場合、議員会館で企業でいうところの「秘書」を募集している例は殆どありません。 多くが地元担当秘書であったり、選挙区が近い議員は会館・地元の両方に対応した仕事を行う秘書募集の場合がほぼ全てと言っていいと思います。 純粋に会館で企業秘書的業務を行う人は、やはり殆どが何らかの縁故採用です。議員本人と当人なり親なりが接点を持っていたり、友人が秘書とか政治家をやっていたり等が入口になる場合が大半です。 地方議員は、いわゆる「秘書」を置いていない場合や、身内でカバーしている場合も多いです。 議員と、先に述べたような接点がないのであれば、選挙の手伝いをする、というのがポピュラーです。そこで議員(候補者)本人や秘書などのスッタフと接点をつくる例が多いです。 ちなみに自分の場合は、先輩が秘書⇒地方選出馬という流れの中で、この世界に入りました。
議員秘書と言っても、事務又は政務どちらを希望するかで役割が全く異なります。事務担当のほうは一般の秘書のイメージとそれほど変わりませんが、政務のほうはハードワークであるとともに、非常にストレスフルであると聞きます。最終的にはその議員又は代議士との相性もあるかと思いますが、一般には「いずれは政界へ」くらいの気持ちが無ければなかなか務まらない仕事であると考えます。しかし、それこそ政治活動への第一歩たる議員秘書の醍醐味であるとも言えます。 採用ルートについては、稀に求人サイトや新聞広告等でも募集がありますが、私設・公設ともに殆どが“コネ”で決まる世界です。尚、公設秘書のうち“政策担当秘書”だけは、公設秘書の実務経験のほか、政策担当秘書試験という国家試験に合格しなければなることができません。 また、これまでご説明したものは全て“国会議員”の秘書のお話ですが、地方議会の議員等であればもう少しハードルは低くなります。ただ、コネがものを言う世界であることに変わりはありませんから、片っぱしから議員事務所等に問い合わせてみるしか方法はありません。 ご参考までに。
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