高卒でもなれますが、裁判所事務官採用試験に合格してからの話です。Ⅱ種(大卒程度)とⅢ種(高卒程度)では勤続年数に多少の差が生じますが、数年は事務官として勤務し、内部の選抜試験に合格すれば裁判所書記官になれます。近年は事務官の7割~8割ぐらいの人が書記官になっています。そのため、多数の事務官が書記官目指し、日々勉強しているのが現状です。書記官になれば、裁判官とともに裁判運営に携わることが可能とされています。民事訴訟の訴状の受付に伴い内容をチェックしたり、事前準備として争点整理を行ったり、審理の進行計画を立てて、そのための準備を行ったりするのも重要な仕事です。また、法廷においては、適正な手続を確保するために調書作成をし、その調書が法廷で行われた内容を公に証明する唯一の文書となります。その他の仕事として、和解調書や検証調書の作成、裁判所に来庁した当事者に対し直接の窓口として接することもあるのです。 書記官になれば内部選抜試験+推薦委員会による推薦等で認められた者は簡易裁判所の判事になることも可能なのです。
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