今日から書道家と名乗りたいなら別に名乗っても全然問題はないと思われます。 調理師は国家資格なので調理師免許を所持していない人が調理師と名乗ると罰金がありますが、書道家に関しては別に特別な基準が無いので今日から書道家ですと名乗っても罰金もなければ罰を受けることも無いです。 良く書道何段という話を聞きますが日本全国には無数の書道団体があり勝手な基準で自分の団体の支部教室を増やすために最低限の能力で競書雑誌を使えば指導出来るレベルの人を書道師範免許という値にしているだけに過ぎないです。 その書道師範免許を与えるために段級位制度があるに過ぎないので、書道団体が違えば例え5段でも実力の差が開いて居るんです。 公的資格として財団法人 日本書写技能検定協会というものがありますが、今現在書道家として活躍している人が全員この公的資格を所持しているのかと言えば恐らくほとんど持っていない人が多いいようにも思えます。 公的資格とはいえ英語検定(英検)や漢字検定(漢検)のように知名度があれば良いのですが書写検定を知らない書道関係の人間は結構多いいような気がします。 社会人の一般公募の全国規模の展覧会で受賞すれば書道家だと言う人も居ますが・・・書道家の中には書道展に参加していない書道家も現に居ますからね・・・あくまでもこの基準は目安でしかないような気がします。 どこを基準として書道家と名乗れるのか不明な点が多くて正確な物差しが無いので、ある意味筆を持ち字が書けて芸術ポク出来るのであれば小学生でも書道家として名のれてアメリカとかヨーロッパで活躍している小学生も現実に居ます。 ある意味筆での自己表現が出来てそれを発表出来る行動力があれば、小学生でも書道家だし・・・逆に凝り固まった考えで読売書道展や毎日書道展などの名のある書道展の会員以上の役員にならないと書道家と名乗れないと信じきっているなら書道歴20年以上鍛錬を積まないときっと書道家にはなれないでしょうね。 話を簡潔にまとめると書道家と一般的に呼べる人になれる方法としては! 1、書道団体の書道師範免許に似た名前の免許状を取得する。 2、財団法人 日本書写技能検定協会で1級を取得する。 3、書道科や書道学科のある大学で書道の教員免許を取得する。 4、毎日、読売、産経、などの全国規模の新聞社主催の書道展で受賞するとか受賞回数を積み重ねてある一定の役員になる 大体書道家として社会的に認められるにはこの4つだと思います。 普通○○家と呼ぶにはその道で飯食って生きて行けるか行けないかで判断する人も居ますけどね・・・新しい分野で教室を開いて生徒かある程度集まればそれは立派な○○家なので、例えアイデアで新しい書道を作ったらその人は書道家なのかも知れないしね! 結局最後に言えるのは調理師とは違って書道家というものは法律にも縛られていないし明確な基準も無いので最終的には自己の判断に任せるしか無いのではないのかなと思います。 あと書道の勉強をする時は古典古筆の臨書の勉強を主にして欲しいです。 現代の人の書を真似て書の技術を上げるなどは出来ればしないで欲しい所です。 これから何を学ぶかはあなたの勝手ですが古典臨書力が無い人の書は醜いです・・・余計な話でした(ペコリン
2人が参考になると回答しました
難しい話は、先の方が書いていますので、 それで大方大丈夫だと思いますが、 今、TV等で、書家として名前を出している方々は、 その、どれにも属していないんですね。 なので、本当に検定を通った人や、 書道展で入賞を繰り返し、役員になっている人にしてみれば、 「はぁ?」という方が、書家として、メディアに出ています。 売り込み方が上手だとか、 コネクションがあるとか、そういうことでも書家として生きてはいけると思います。 そうしたことがないのでしたら、 一般人は、 肩書きに重きを置きます。 書いた作品を見て、「これは本物だ」とわかる人はそう多くないので、 師範だとか、なんとか書道会で常任理事だとかになると、 「すごいんだ」と思うのではないでしょうか。 さしあたって、メディアに出る書家になるのでしたら、 コネクションでしょうね。 また、海外の、書道とは全然違う美術展で、 縁もない書作品を評価してもらうということもあります。 書道家という実力を身に付けるということでしたら、 有名な先生につくのが早いでしょう。 書道展で入賞していくのには、下世話な話ですが、 審査員の先生になる方についたほうが、早いかもしれません。 ただ、早いと言っても、 そこで、もっと先から学んでいる方から順番になるでしょうから、 そんなにとっとと早くの出世は無理でしょう。 でも、書道展の入賞を目指すなら、 どこにも所属しないよりは、 審査員の先生についたほうが早いと思います。 どんな書家を目指すかで、 これからのご自身の方向性は、全然違うものになると思います。 ただ、書家といいながら、 普通の文字を美しく書けないのでしたら、 本当は、恥ずかしいよなぁというのは、わたしの素直な感想です。 古典をきちんと学んで、 正しい書家を目指してほしいというのは、 今は小中学生の子供たちを指導し、 自分自身も書道展で研鑽しながら、 出産のため志半ばで、中途半端な役員にしかなれなかったわたしの願望です。
私は2段しか持っていませんが、やはり8段ぐらいは無いと説得力がないですね。 基本で8段ぐらい取って、自分のオリジナルのやり方をすれば良いのではないでしょうか? 段位を取らないで、オリジナルでは、落書きとしか評価されないでしょう。 高名でなくてもいいので、とりあえずは基本を学んだほうが良いと思います。
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