国家公務員二種試験で一次試験合格後、官庁訪問に行かなくても二次試験合格後に採用試験を受けて内定をもらえるケースはあります…

Question

国家公務員二種試験で一次試験合格後、官庁訪問に行かなくても二次試験合格後に採用試験を受けて内定をもらえるケースはありますか？私は県庁および市役所職員志望であり、国家二種試験は滑り止め程度のつもりで受験したところ一次試験には合格できました。しかし、県庁等の二次試験があったりなどで時間がとれなかったことや、そもそも国家二種への志望度が低かったこともあり、一次試験合格発表後、官庁訪問は全くしておりません。なので、二次試験を辞退しようかと考えています。

しかし、官庁訪問を行っていない場合であっても、二次試験に受かって最終合格していれば、官庁から採用試験を受けさせてもらえることもあると聞きました。（採用人数が足りていない場合のことと思います。）
これから県庁・市役所の最終試験を控えていますが、両方不合格してしまったときのためにも、官庁訪問していないとはいえ国家二種の二次試験だけでも受けておくべきか迷っています。国家二種の二次試験日が、市役所最終試験日直前のため、市役所試験に集中するためにも国家二種試験を辞退するべきかという思いもあります。

官庁訪問に行かなくても、二次試験合格後に採用試験を受ける機会をもらえた経験がある方など実際におられますのでしょうか？

まとまりのない文章で失礼致しました。
二次試験をうけておくべきか、ご助言いただけると幸いです。
よろしくお願い致します

Answer 1

同じ相談を受ける機会が多いものです。
国家Ⅱ種の２次試験は受けておくと良いです。合格すればもうけもの（？）ですし、面接の練習にもなります。競技でいうと、辞退すると棄権になりますが、国Ⅱでは、最終合格後に棄権（採用意向手続きをしない、採用を希望しない）できます。同じ棄権でしたら、２次試験放棄よりも、合格後に採用辞退届を出すほうが良いかと思います。

それに、県庁に合格すれば、そちらに行き、県庁に落ちたら国にいく、というのは、基本パターンですから、そこらあたりの事情は、国の採用者も承知しています。
最終合格後の面接にパスした後でも、別の進路（進学、希望の公務員試験に受かったなど）に進むことを理由に採用辞退することも珍しくありません。ただし、官庁訪問をしているかどうかは、２次試験で質問されると思います。

国Ⅱの場合、最終合格発表日から１，２日の間に、採用予定の多い官庁（関東だと、農水、経産、金融、税関など）から採用面接を受けにきませんか、というお誘い電話があります。官庁訪問をしていなくても、この面接だけで採用されるケースは多いです。周囲に何人もいます。また、官庁訪問に失敗した受験生にとっても復活戦の場でもあります（訪問に失敗すると、採用されたければ、合格後に電話で面接を申し込むよう言われる）。
このほか、採用意向届（希望官庁、勤務地ともにどこでも良いにする）を出しておくと、どこかに採用されるのが普通です。

受けておいて損はありませんので、受けるだけ受けてみてはどうかしら、と思います。