回答がされていますが、捜査経験者の立場から。 事件発生時、現場で調べているのは警察官ですが、海上、港湾であれば海上保安官が調べていることが多いです。 また、事案、場所によって、捜査・調査権を有する他機関の職員が臨場していることが多いです。労災事故であれば労働基準監督官、密輸事件であれば税関職員など。 この段階では被疑者が判明していないことが普通ですから、ゲームとは異なり、弁護士さんが関与することはありません(弁護士さんを選任する被疑者等がいないので)。 検察官の場合は、事件発生現場を見ておきたい、ということで、後日、現場を見に来ることはあります(殺人などでは、検察官が臨場することもあり得ます)。大きな事件や、特別法犯事件などで、書類(捜査報告書、写真撮影報告書等)だけではなく、実際に場所や物を見ておかないとイメージがわかない事件などです。 また、被疑者がいて、弁護士さんが選任されているケースでは、弁護士さんが同様に現場を見ておくことはあります。 すでに回答されている部分にかぶりますが、補充捜査などは、基本的には事件を担当した警察なり海上保安部なりが行います。 弁護士さんから裏づけの有無を聞かれたり、検察官が、この点は証拠をもっと欲しいな、と思うなどすれば、その内容を警察等に伝え、警察官などが捜査して、報告書化します。 公判がはじまると、稀ですが、裁判官が現場を確認することがありますが、基本的には、裁判官、弁護士が事件現場を調べたりすることはありません。 したがって、刑事事件においては、警察官や海上保安官などが捜査に従事し、検察官や裁判官、弁護士さんが事件現場を調べたりすることは基本的にはありません。ゲームと現実は大きく異なります。 ただし、民事事件においては、例えば交通事故の賠償請求事件などにおいて、弁護士さんが事故現場周辺で目撃者探しを行うなどするケースはあります。
現場の捜査は警察官しかしません。ドラマのように、検事や弁護士が現場で証拠品を見付けるなんてことはありません(笑) ただ、検事が警察官に、 「これ調べて」 と依頼したり、弁護士が検事に、 「ここのウラはとってあるよね?」 なんて言って調べさせたりしますが、結局現場に行くのは警察官です。
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