解決済み
レトルトパウチ食品製造について素人なので教えて下さい。 レトルトパウチ食品を製造するにおいて脱気Or真空どちらが都合良いか? また、シール方式は熱板ヒートシールOrインパルスシールどちらが良いか? 上記の質問は製品の仕様により変るかもしれませんがレトルト業界の常識 から詳しく教えて頂ければ幸いです。 素人の質問で申し訳ありません。
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最初に言葉を確認させてください。 脱気というのは、容器包装の中をできるだけ食品のみで満たすことで、 真空というのは、食品で満たしきれないスペースの気圧を下げることでよろしいでしょうか? レトルトパウチの場合、容器包装は柔軟性のあるプラスチック製がほとんどですから、真空にすることはできません。 気圧を下げても、大気圧に押されて1気圧になるまで圧縮されるからです。 ですので、レトルトパウチでは基本的に脱気をします。 脱気が難しいものは、食品の充填後に窒素を吹き付けることで パウチの中の酸素を追い出します。 真空は、缶詰の場合に行います。 缶の上部にはどうしても空間が残ってしまいますからね。 方法としては、真空状態で缶詰の密封(巻き締め)をするか、 缶詰の蓋をかぶせる直前に缶の上部に蒸気を吹き付けます。 蒸気は冷えて水に戻ると体積が小さくなりますので気圧が下がります。 シールについてはインパルスシールのほうが有利と思います。 レトルトパウチはシール強度が超重要です。 法律でもシール強度の下限が設けられているくらいです。 熱板だと、細かな温度調整が難しいため、 シール強度が安定しない可能性があります。 レトルト業界の常識を知っているというわけではありませんが こんな感じではないかと思います。
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